フィットネスクラブで働くトレーナーblog

フィットネスクラブでパーソナルトレーニングをしているトレーナーです。トレーニング関連の話、フィットネス業界の話、健康関連の情報・ニュースなどについて書いています。

2018年東京オープンボディビル選手権観戦記

今週日曜日(5月6日)はフィットネス業界人としては毎年恒例の、

と言っても過言ではない「東京オープンボディビル選手権大会」が開催され、今年も観戦して参りました。

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お笑いタレントがボディビルに挑戦をしたり、フィジーク選手や筋トレユーチューバー等の影響もあるのか、10年ほど前はまだまだマニアックなゲテモノ扱いだったボディビルは今や多くの人のあこがれの舞台になっています。

 

現在、プロボディビルダーとして海外で活躍する山岸秀匡選手が、かつてフジテレビで放送されていたジャンクスポーツという(何の中身もない)番組に出演した際に、バカにしているとしか思えない扱いを受けていたことがありました。

もしかしたら今でもその映像は動画サイトに残っているかも知れません。

 

しかし、完全に時代は変わり、スポーツや囲碁将棋などと遜色ない「競技」としてボディビルは定着してきている感があります。

大手企業が1社でもスポンサーになってくれて成績優秀者と契約してくれる、なんてことが起きれば競技から「プロ競技」へと一気に変革が進むかもしれません。

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この大会は「オープン」という大会名が示すように誰でも参加できる大会で、

いわばビギナーの人やボディビル歴が浅い人向けの大会というのが根底にありますが、もはやそんな程度のレベルではなく、むしろ初心者がのこのこ参加してきても瞬殺されてしまうほどと言ってよいくらいの参加者の層は厚いものになっています。

 

注目だったのはやはりタレントでもある、なかやまきんに君です。

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この人も筋肉タレントとして(お笑い芸人ということもありますが)、これまでゲテモノ扱いされてきた印象がありますが、もはやすっかり「競技者」です。

ちゃんと中山翔二選手と呼ぶべきですね。

大会パンフレットを見て知ったのですが、そんなきんに君も39歳!!

そして全くそんな年齢を感じさせない見た目の若さでした。

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決勝ラウンドに見事勝ち残り、1分間のフリーポーズでは

知っている人にはおなじみの「きんに君のネタ」になっている

ボンジョビの「It's My Life」に合わせてポージングを決めてくれて、会場は大盛り上がりでした。

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ボディビル大会はあくまでも「競技としての大会」であり「競い合い」なのでショーでもなければエンターテイメントでもありませんので、大会の時間が非常にながく、見ていて中だるみしてしまうという点が問題と言えば問題です。

 

多くの人にもっとボディビルを見てもらうには見ている側に「飽き」を感じさせない大会運営の工夫も必要だと感じました。

「100年時代の人生」なんて本気で信じているんですか?

なんと、気が付けば3月は

丸々ブログ記事を書かなかった月になってしまいました。

それでも結構な人数の皆様からアクセスがあったようでうれしいものです。

読まれている記事を確認してみると、同業者の方がこっそり見てくれているのではないか、という印象ですね。

 

さて、3月から世間では森友学園スキャンダルで大手メディアは一色です。

つい昨日は「口裏合わせをしていた」と財務省

大田理財局長が国会で認めましたね・・・・。

テレビ新聞は「森友一色」の状況が続きますが、

本屋へ行ってみるとこちらは「100年時代の人生」です。

 

リンダグラットンの「ライフシフト」という本が世界的ベストセラーになり、日本語版のサブタイトルが「100年時代の人生戦略」でしたので、まさにそれに乗っかる形で「100年時代の人生」に関する本や雑誌が軒並み出版されています。

五木寛之の「百歳人生を生きるヒント」も売れているようですし、

「100年時代のライフデザイン」という表紙の経済紙も並んでいます。

 

100年という数字が出てくるのは

人の寿命、それも体が自分の思うままに動かせる健康寿命というものが延びてきているということが挙げられていますね。

・昔に比べてとにかく人が長生きするようになった。

・定年退職してから自分が死ぬまでに過ごす時間が大きく増えた。

という2点が起点となり

・人によっては死ぬまで仕事をしないといけないのではないか?

・人の寿命よりも会社(企業)の寿命の方が先に尽きてしまうので、どこかで転職しないといけないことになる。

といった論理が展開されているようです。

 

しかし、フィットネストレーナーとしての観点から

「100年人生」の理論を見ると違和感しか感じません。

 

なぜなら、この観点(100年人生)は

「五体満足で健康な状態でいること」が前提で進んでいく話だからです。

 

まず日本人が亡くなる理由(死因)の1位は癌です。

「日本人の2人に1人は癌になる(である)」などという主張もあるようですが、

統計的データとしては男性は25%(4人に1人)、女性は16%(6人に1人)が癌でなくなります。日本人の死因2位と3位である心疾患、脳血管疾患も合わせると亡くなる確率は55%にもなるという試算も出ていますね。

 

そして重要なのは、それらの病気疾病が

ある日突然、一瞬でやってきてしまう危険性があることです。

俳優の大杉連さんが先般、まさに突然死と言える形でお亡くなりになりましたが、66歳という若さです。

プロ野球監督の星野仙一さんはすい臓がんで70歳で亡くなりました。

千代の富士(九重親方)も60歳で還暦土俵入りを行い、ピンピンしていたのに翌年にすい臓がんで次の年には亡くなってしまいました。

古くはジャイアント馬場も60歳まで現役でピンピンしていたのに翌年には大腸がんでなくなりました。

 

不謹慎ですが、「20○○年、亡くなった人」と検索すればまとめサイトがヒットし、著名人の死因や年齢が簡単に確認できますが、100歳近くまでなんの病気もせずに天寿を全うしている人など、ほとんどいないというのが現実です。

 

100年時代の人生

平均寿命が延びている

などというのは確かに事実なのでしょうけれど、

だからと言ってそれが「自分にも当てはまる」と思うのは早計ですし、元気に動ける身体で人生を楽しめる状態のまま年を重ねていけるかどうか本人の努力次第です。

 

現に老々介護は社会問題であり、それによって会社を辞めざるを得ない状況に追い込まれている人はものすごく多いし今この瞬間も増えています。

 

65歳以上の寝たきり状態にある人の割合は日本はなんと33.1%!!!

3人に1人は寝たきり!!!

ダントツで世界一位だそうです。

 

家族や親せきを辿ってみると、何かしらの介護サービスを受けていたり、何らかの病気で困っている状態にある人がほぼ確実に出てくるはずです。

 

100年時代の人生を本気で信じていますか?

 

俺は、私は、100歳まで生きるんだなぁって思っていますか?

 

何かがあなたを自動的に100歳まで生かしてくれるわけではありません。

 

100年時代の人生ブームにはそういった観点がすっぽり欠けています。

身体に悪いものでも時には必要?

少し前の話ですが、

中部大学教授で頻繁にメディア出演もしている武田邦彦氏が

インターネット配信番組の虎ノ門ニュースでパチンコ(ギャンブル)とタバコについての独自の見解を述べており、その話が不覚にも(と言っては失礼ですが)納得させられる内容でした。

 

武田教授は話が非常に上手いので、それに惹きこまれてしまったという点もあります。

 

彼の主張は以下の通りす。

・ギャンブルもタバコも人間には必要だ。

・それは息抜きのためである。

・人間だれしも生きていれば辛いこともあるし、ストレスもたまる。

・公私ともに充実していて、健康で、収入も充実していて、つまり全てが上手くいっている人ならそういったものに頼らなくても大丈夫かもしれない。

・しかし、世の中みんながみんなそうではない。多くの人は悩みを抱えている。

・現に震災あった仙台や熊本などの震災被災地ではパチンコの利用者が多い。

 

意見のまとめ方、論理的な説明によって「言われてみればその側面もあるな」と思わず納得する意見です。

だれしも生きていれば上手くいかないこともあるし、

諦めなければならないこともあります。ストレスも溜まりますね。

 

そういった広い意味での「ストレス」というものを解消すること=息抜き

人間らしい生き方や人生の楽しみを与えている

といってもいいかもしれません。

 

改めて考えてみれば、旅行も温泉も「息抜き」です。

高カロリーな食事や酒を飲んで酔っ払い、いい気持になるもの「息抜き」です。

ディズニーランドに行くもの、スポーツ観戦をするもの、カラオケも「息抜き」だという言い方をしても間違いでなないはずですね。

 

人それぞれにしっくりくる「息抜き」があるとすれば、タバコもギャンブルも「息抜き」になるはずです。

カラオケで好き放題歌ってバカ騒ぎするのは

あまり問題視されませんが、

それに比べると

タバコを吸いながらパチンコに明け暮れる

というのは問題視されがちですし、どちらかというと見下したような視線を送る人の方が多いかと思います。

 

フィットネスの観点から、タバコやギャンブルというのは推奨されるものではありませんが、WHOの定義する健康には「精神的にも良好な状態」という表現も含まれます。

 

人間らしい生活、生きている楽しみを実感するという点では、美味しいお菓子やジャンクフード、お酒、たばこ、ギャンブルといった体に悪いものを楽しむ

という要素も必要なのではないかな?

と感じさせられました。

 

人間が必要とする酸素は、実は猛毒なのですが、

それが無いと人は(多くの生物は)生きていけません。

言葉通りの意味での「毒を以て毒を制す」ことが健康(というか人としての楽しい人生)につながっている一面もあるようです。

相撲協会はまず国技館の升席をどうにかしようと思わないのだろうか?

先週に引き続き、今週の都内では雪になってしまいました。

 

さて、

日馬富士騒動から始まった相撲協会の内紛に関する報道が

今でも続いているのは正直驚きですね。

今度は貴乃花親方が理事に再選するかどうかが注目され、もうすっかり日馬富士は過去の人になってしまったようです。

やはり人は現役で行動をし続けていることに意味があるんですね。

 

今回のように

相撲協会内での混乱や力士のプライベートでのトラブル等の報道が出るたびに組織としての相撲協会の隠ぺい体質などに注目が集まり、組織の透明化をメディアは訴えます。

 

しかし、

フィットネスに関わる者の観点から角界に改善してほしいのは

ずばり「国技館の升席」です。あれほど体に負担をかける席、体に悪い座席は日本中探しても他にはないと言えるでしょう。

相撲観戦に限らず、実際に国技館へ行って升席を利用したことがある方でしたらそのことが理解できるでしょう。

 

まず、升席は非常に狭いのです。

初めから人の体の大きさなどを考えずに作られたのか?

それとも国技館が建てれられた当時と比較して日本人の体形が大きくなってきているのか?詳しい理由は不明ですが、とにかく狭くて窮屈です。

升席は4人まで座るようになっていますが、2人で足を延ばして座るくらいがちょうどいい大きさです。

 

そして、硬い床に直接座る形式の座席です。

相撲の場合は座布団が敷かれていますが、そんな程度では焼け石に水ですね。直に床に座るとなると正座かあぐらの形を取らざるを得ません。

体(姿勢)に負担が少ない正座で座ると足がしびれるので長時間の観戦には向きませんし、あぐらはそうならないとしても腰への負担が大きく、また膝も曲げている状態になるので姿勢悪化+膝にも悪い状態を強要することになります。

 

若い人の観戦も増えているとはいえ、基本的に相撲ファンというのは高齢者です。升席にそんな人たちを座らせるのは、ひざや腰、姿勢に負担をかけさせてファンのコンディションを悪化させる行為です。

実際に相撲観戦経験者と話してみるとほぼ確実に「升席って狭いねぇ」という話になります。

 

今年の初場所もチケット完売で満員御礼が続いたようですが

・力士や各相撲部屋で起こる暴力問題等の不祥事

・三横綱の相次ぐ休場

・期待外れ状態になっている稀勢の里、仏頂面で華が無い鶴竜、エルボースマッシュが問題視されている白鵬といった横綱自身の要素

(個人的には白鵬のエルボーは好きなんですケド…)

大関陣にも際立つ力士がいない

・思いのほか高額な値段設定である座席のチケット

などなど、

よくよく考えればあっという間に不人気&不入り状態に戻りかねない危険因子が豊富です。

 

スターがいない

不祥事だらけ

さらに座席の座り心地が悪いとなれば、どうなることやら、ですね。

 

家族や友達同士などで観戦することを楽しんでもらうためにスタジアムの座席の作りや配置をどんどん工夫しているプロ野球各球団のように相撲協会もまずは会場に来てくれるファンのために座り心地が良く、観戦しやすい座席づくりを行ってほしいものです。

何がどう体に悪影響を与えるのか、まではどうやってもわからない?

昨日の続きです。

 

昨日は山田豊文という人のマーガリンに関する著書に、具体的にマーガリンの何がどう体に悪いのかが書かれていなかったことについて触れました。

(山田豊文という人と書いたのはこの方は医師ではないそうなので先生ではないため)

 

様々なサプリメント食品添加物などは基本的に

それを摂取した集団と、そうでない集団との比較による統計データから、その効果というものが発表されます。

 

例えばプロテインを摂らせながらトレーニングをさせたグループとそうでないグループを比較すると、摂らせた方のグループの方が筋量の増加が見られたので、「たんぱく質(プロテイン)の積極的な摂取は筋肉量を増やすことに有効だ」となります。

 

身体に悪影響を及ぼすことが予想される実験の場合にはマウスが使われますが、基本は同じですね。

Aという物質を定期的に与え続けたマウスとそうでないマウスを観察して、Aを与え続けたマウスには癌の発症が見られたため、Aには発がん性が認められるということになります。

食品添加物や昨日書いたマーガリンもその危険性に関する議論という点ではそれらと同様です。

 

発がん性やその他様々な危険性を含んでいる物質が食べ物に添加されているので危険だ!と訴える人がいる一方で、

十分な実験を繰り返してマウスや人体に影響が出ないことを確認したうえで使っているのだから問題ないのだ!とする企業側の主張がぶつかり合いを続けています。

 

コンビニの食品やチェーン店系列の外食で使われる食品添加物に関して言えば、

「ほんのわずかな量でも発がん性orその他の悪影響が出そうなので全く摂らないほうがいい」という主張に対して、

動物実験で影響が見られない量のさらに100分の1が添加物として使われてるのだから大丈夫」という主張がバトっています。

確かに、砂糖や塩、みそやしょうゆ、からしなども大量に摂取すれば体には悪いし、コーヒーにしても一度に大量に飲んでしまったらカフェインの大量摂取による死亡リスクにさらされるでしょう。

 

しかし、ポイントなるのは「何がどう影響するのか」です。

 

発がん性を含めた人体への悪影響があるとされるトランス脂肪酸でできたマーガリン に含まれているどんな成分が、人体にどんな作用をするから癌になるのか、その他の影響が出てくるのか、というところまでは残念ながら不明です。

 

昨日取り上げた本の中には「トランス脂肪酸はがんの発生に深くかかわる活性酸素を大量に作り出す」という文がありますが、やはり、トランス脂肪酸のなにがどうなって活性酸素を作り出しているのかということについての記述はありませんし、

続く文章では、日本人の糖尿病患者の増加数を示しながら「この増加ぶりにトランス脂肪酸が関わっていると私はみている」という個人の感想(推測)が書かれてしまっています。

 

残念ながら、とは言いたくありませんが、ある物質が人体に取り込まれ、そこでどんな活動をするのかという点までは「細かすぎて顕微鏡でも見えない」という理解をしておく方が良いのではないかと思います。

マーガリンは体に悪いが、どうしてなのか、までは不明

数日前に

田豊文という人の「なぜマーガリンは体に悪いのか?」という本を読みました。

健康に関する本を読んだのは、恥ずかしながらも久しぶりというのが正直なところです。

マーガリンをはじめ、食品添加物の危険性や外食に使われている原材料の危険性などを訴える本は近年では数多く出版されていますし、健康という観点からではなく、ボディメイク等の「引き締まった体づくり」を目指す場合の理想的な食事とは何かと追求していくと、

自然とそういった(砂糖、マーガリン、そのほか食品添加物)を避けざる負えなくなりますので、徐々にではありますが一般的にもそうした食品を避ける動きが出てきているのではないかと感じています。

 

しかし、今回読んだ本「なぜ、マーガリンは体に悪いのか?」に関して言えば、少し期待外れの内容でした。

まず、タイトルである「なぜ」に対する回答が本の中には書かれていませんでした。

読み手側としては、マーガリンという油に含まれる「どんな成分」がどのような作用を人体に与えるのか、という点を知りたいのですが、その部分は作者も触れておらず、「とにかく体に悪い」という主張と「がん」から「不妊」に至る様々な病気や人体に現れる症状の原因にマーガリンはなっているという主張が続きます。

(中には「私はこの原因はマーガリンにあると思っている」と推測のみで書かれているところもありました…。)

 

そして本の後半では、牛乳がいかに体に悪いものであるかという話に内容が変わり、その主張の方がむしろ「なぜ体に悪いか」が論理的に説明されています。

そのうえで「こんな食事をしましょう」という提案が終章では書かれており、それ自体は有益なものなのですが、タイトルの「マーガリン」は前半3分の1、それも肝心の身体に悪いメカニズムに関してはノータッチという内容でした。

 

マーガリンとはいわば人工的に作られた油ですね。

植物から精製したいわゆるサラダ油に水素を入れて強制的に膨らませたもので、いわばベーキングパウダーをたっぶり入れてふわふわにしたケーキのようなものしょう。

バターに近い味と触感で、冷えても柔らかくてパンに塗りやすく、安い費用で大量生産が可能!

まさにチョー安く作れて、めっちゃ売れる、という便利な油です。

 

その他食品添加物に関しても基本的には

・原価を抑えて作れる

・食品が長持ちするようになる

・美味しい味と触感が出る

・ということで、安くて売れる食品がたくさん作れる!!

という理由が、コンビニ商品などに大量に使われている現状があります。

 

しかし、今回書いた本のように「直接的に何がどう体に作用するのか」というところまではなかなか踏み込めていません。

 

明日はそれについて考えてみようと思います。 

「健康志向」の高まり?

気がつけば2018年もすでに2週間を過ぎました。

 

昨年年末から今年にかけてですが、明らかに健康志向の高まりが強まり、それによって世の中が少しずつ変化してきているのを感じています。

 

私が気が付くのが遅いだけという言い方もできますが、例えば公園でも

子供向けのアスレチック器具や遊具ではなく、明らかに中高年男性へ向けて作られた懸垂用の鉄棒やリバースプッシュアップ用の器具が設置され、簡単なトレーニング説明ボードが付いていたりと、もはやスモールジム状態です。

チェーン店形式の喫茶店でもルイボスティーや全粒粉を使ったベーグルが取り扱われているのを知って正直驚きました。

 

「健康志向」という言葉にはなんとなくこれまでは違和感を感じていました。

それは消費者が健康に気を付けるようになっているので、それに合わせた商品を企業側は販売しているということですが、

裏を返せば

「食べる人が健康に気を使っていなければ、とにかく口当たりが良くて美味しければなんでもいいから作って売ってしまえ」ということでもあります。

ルイボスティーや低糖質パンを使ったバーガーなどが目に見えて出回ってきた一方、依然として糖分タップリの○○フラペチーノ系の飲み物も大ヒットしている事実もあります。

 

消費者の「健康志向」が高まったのはいいのですが、それに合わせて既存の商品にほんのわずかに健康的な食品を混ぜて「健康感」を強く押し出した商品も多く、パッケージの裏を見れば結局既存の商品とほとんど変わらない加工食品も多いですね。

 

しかし、それでも健康志向が高まり、消費者が知恵をつけてくればそういった「看板だけが健康」な商品も手に取ってもらえなくなってきます。そうなってくると企業側はようやく健康に直結する商品を実際の現場で販売するようになります。

 

テレビ局の凋落や明らかに面白くない番組が連発されている現状からもわかるように、一人一人の意識の変化と行動の変化が積もり積もればそれはやがて大きな変化につながります。

フィットネストレーナーとしてはその流れを加速させていきたいわけですが、どうしても時間がかかってっしまう悔しさもあります。

 

フィットネスに関連はしていませんが、今年も

もちをのどに詰まらせてなくなってしまった人や、

毎年大雪で荒れているにもかかわらず同じ日に開催されるセンター試験

さらには線路からの転落や、踏切内で停止してしまった自動車いすの利用者に対してブレーキが間に合わなかった列車事故など、

やる気になればすぐに改善できるのに!と叫びたくなる出来事がすでに発生しています。

 

時間はかかっても、次の世代でも、なんてそんな悠長な感覚ではいられないな、と感じる新年です。