スポーツジムで働くトレーナーblog

フィットネスクラブでパーソナルトレーニングをしているトレーナーです。トレーニング関連の話、フィットネス業界の話、健康関連の情報・ニュースなどについて書いています。

食事こそ難しい

今までトレーニング、運動に関する話題ばかり書いてきましたので

食事についても書いてみましょう。

と言ってもこれまた複雑で簡単にまとめられるものではないので

今後も書いて行く予定です。

 

まず、世の中の大半の方が興味があることが「脂肪を溜めな食事」「脂肪を減らす食事」だと思います。

そして今まで書いてきたトレーニングと同様に「何を食べればいいんだ?」という短絡的な回答を欲しがります。

しかし、トレーニングと違って、食事(食べ物)の場合は「何を食べればいいか」が

ある程度わかっています。

それは「低GI値の食品」です。(ていじーあいちと読みます。)

GI値について細かな説明をしてもよいですが、「GI値で検索」してもらえればかなりの情報が出るはずです。

そして低GIの食品も数多く紹介されていますからそれを食べればOK!ということになります。

 

ですが、それをしっかり守ろうとするのは「ちょっと覚悟が要りますよ」と言わざるを得ません。

というのは低GIの食事を外食で摂ることは(今の日本社会で)事実上不可能に近いのです。

食べる人の健康よりも利益、おいしさ、それをもとにリピーターを作ることを飲食店は目標にしています。これは商売の観点からも当然と言えますが、そうなると外食で出される食事・食品は「高GI値」のものにどうしてもなってしまいます。

※かんたんな話ではありませんが高GI=太りやすいと考えてください

糖分、塩分、脂肪分の割合が非常に高く、その割にタンパク質が少ないものが優先されます。牛丼屋、ラーメン屋、ハンバーガー屋で売られているものは最終的にこの3つの物質に分類できるはずです。

飲食に限らず、コンビニなどの小売店で売られている食品も同様です。

コンビニで売っている食品はすべて太りやすいものだというくらいの感覚でまちがいありません。

 

ですが、普通に会社勤めとされている方で

コンビニをやめらますか?

ラーメンやめられますか?

牛丼をやめられますか?

ハンバーガーをやめられますか?

という質問にすべて「はい!」と応えらる方はなかなかいないのではないかと

思います。

食事コントロールは難しいです。

その最も大きな理由は、みなさんが自堕落だからではありません。

「世の中で売っているものの大半」が太りやすい食品だからです。