フィットネスクラブで働くトレーナーblog

フィットネスクラブでパーソナルトレーニングをしているトレーナーです。トレーニング関連の話、フィットネス業界の話、健康関連の情報・ニュースなどについて書いています。

認知症と運動・トレーニングの関係

多くの人、特に高齢者の人たちが「これだけは絶対避けたい!」「なりたくない!」と強く感じているのが認知症です。実際にフィットネスクラブの現場の生の声でもこれは明確です。

 

認知症に代表される脳や神経系の病気・様々な症状に対して恐怖を感じるのは、「なぜなるかは不明」だという点、そして一度なってしまったら二度と発症前と同じ状態に戻ることができないのではないかという点の2つだと思われます。

 

認知症というのは、アミロイドというタンパク質が脳に溜まっていくことによって脳が委縮してしまう という状態、つまり原因は「脳にアミロイドが溜まること」ということがわかっていますが(そうではないとする説も出てきていますが)、

では「なんでアミロイドが脳に溜まるのか」というような直接的な要因、つまり「何がどんな影響を及ぼして認知症になってしまうのか」ということははっきりとわかっていないというのが現状なようです。

 

はっきりしているのは「運動習慣がある人」というのは年齢を重ねても認知症を発症する確率が非常に低いということです。

「運動によって脳からのホルモンや神経伝達物質が分泌されること」で脳が健康的な状態でいられるということなのですが、こちも同様に「なんで脳からホルモンや神経伝達物質が出るのか、そしてなぜそれが認知症を防ぐのか」という直接的な影響ははっきりわかっていないのです。

 

空気の汚いところで生活していれば病気になったり身体に不調が出やすく、きれいな空気のところにいればそのリスクは減ります。

これは誰にでも簡単に想像できますが、では「汚い空気」に含まれるどんな成分が人体にどんな影響を与えているのか、と訊かれても「細かすぎてわかりません」という回答になるのと同じです。

 

「運動が身体に良い」「認知症の予防になる」という表現も正しいのですが、「変な病気にならないように空気がキレイなところにいるようにするべきである」というのと同じで、「”悪くなるようなことをしない”という行為をしましょう」ということです。

 

直接的に「運動とはこういうことだから脳に良い・認知症対策になる」ということをあえて考えていくと、推測に過ぎませんが、考えられることがあります。

 

それは明日に続けます。