スポーツジムで働くトレーナーblog

フィットネスクラブでパーソナルトレーニングをしているトレーナーです。トレーニング関連の話、フィットネス業界の話、健康関連の情報・ニュースなどについて書いています。

2017-01-01から1ヶ月間の記事一覧

カロリーメイトを「1回の食事」と考える?

私から考えると「恐ろしいこと」なのですが、カロリーメイトというお菓子を、「栄養バランスの取れた食べ物」として計算し、1回の食事として考えている人が、意外と多いようです。 カロリーメイトのパッケージの裏を見てみると、確かに色々なビタミンや栄養…

「スライトエッヂ」の気持ちでジムに来ましょう

滞り気味のブログ更新と内容が薄めになっているここ数週間ですが、本当に申し訳なく思います。 さて、自己啓発本、特に海外(主にアメリカ)の企業コンサルタントや大学教授が書いた「あなたの人生を変える〇〇」という系統の本はよくありますが、そういった本…

ボディメイクはお金がかかる?

このブログは毎日何か書くことを基本・目標としているのですが、ここ数日生活環境が変化していることもあり、更新が滞っている状態で申し訳なく思います。 フィットネスに関する関するネタで何か一つ書こう!と思い、これまた基本的な内容ですが、ボディメイ…

股関節は「股間」には無い

股関節が固いということが、実は密かな悩みであるという人は結構多いのではないかと思います。 booklive.jp それが証拠にこの様な本が80万部越えのセールスを記録しています。 特に日常生活で困るわけではないけれど、ちょっとしたコンプレックスのようにな…

平均寿命が下がってくる予感

2017年になってから頻繁にメディアで取り上げられている話題が「高齢化と少子化」、そしてその影響による「人口減少と人手不足」です。 100歳以上の高齢者の人口も年々増加しているという報道もあります。 フィットネスクラブというところも利用者・会員さん…

情報はセミナーで得るのか、お客様から得るのか

身体に関する知識、トレーニングの方法や技術と言ったものをより高めていく、または深めていくには、ということを考えていくと 本(専門書)を読む セミナーに参加する 現場で気が付く という3つのパターンが考えられます。 セミナーというのはどんなセミナー…

恐竜は絶滅していない?

私がまだ小学生くらいの頃には「恐竜は絶滅した」というのは定説であり一般常識のような概念でしたが、なんと近年ではその定説は完全に覆されているそうです。 おそらく専門家の人たちから言わせれば、「何をいまさら」ということだろうとは思います。 地球…

改めて「RICE処置」を考える

RICE(ライス)処置という言葉はフィットネスクラブに務めている人や何らかのトレーナー系の資格を持っている人であれば ほぼ100%の確率で知っているはずの言葉です。 ケガが発生した際の緊急対応について行うべき処置の 頭文字を取って並べたものです。 R Res…

プロテインはトレーニング後よりも前とトレーニング中?

「トレーニング後30分以内のプロテイン摂取が筋肉をつけるためには有効」 という言葉は、聞き飽きるほど聞いたというくらいの言葉です。 改めて言葉にして書くともっともらしく聞こえますが、 「運動すると汗をかくので、運動後は水分を摂取すると良い」と言…

スクワットをするまでに確認しておくと良いこと

「キングオブエクササイズ」と呼ばれるスクワットというトレーニングですが、ダイエットに関する記事やテレビの健康情報などでも頻繁に紹介されます。 matome.naver.jp 丁度このようなものですね。 ほんとうに、「よく見る記事」「何度も目にする記事」です…

働き方は変わっていくが、健康の作り方は変わらない。

目に入ってくる新聞記事やネット記事のタイトルがどうしても働き方改革に関することや色々な物事、既成概念の変化についてことが多く、気が付くと運動やトレーニングに関することをあまり書いていない状態になっているこのブログです。 それだけ、2016年~201…

「両端」で考えるステロイド

ボディビルやその他コンテストで常に上位に入るトップクラス選手達には 「もしかしてステロイドをつかってるんじゃないのか?」という疑惑の目が向けられることが多いです。 その真偽ははっきり言ってわかないのです。 使用してない人からすればいい迷惑な話…

両端を知ることの重要性

今日は、私が職場としているフィットネスクラブの利用者数が大変多く、自分のトレーニングのために行ったジムでも、ものすごい数の利用者でした。 ベンチプレス4台、パワーラック4台すべてが埋まっているという混み具合でした。 入会者の数も多いようで、フ…

働き方改革とフィットネス業界③

昨日の続きです。 会社にしがみつく施設管理者と、その下で働く従業員の離職率があがり、アルバイトスタッフ募集を掛けてもなかなか人が集まらない、となると、どんなことが起こると考えられるでしょうか? 一つ考えられるのは、フィットネスクラブの月会費…

働き方改革とフィットネス業界②

昨日の続きです。 人口減少と人手不足による働き方の変化によってフィットネス業界ではどんなことが起こると予想されるでしょうか? まず、末端で働くスタッフの仕事量は増えるだろうと予想できます。社員スタッフ新入社員の数が減りますし、アルバイトスタ…

働き方改革とフィットネス業界

2017年元日より、日経新聞一面やビジネス情報サイトでも 「今までの常識ががらりと変わるのではないか?」という主旨の記事が目立ちます。 特に大きな変化が予想されているのは「働き方」です。 newspicks.com 長時間労働の改善、同一労働同一賃金など、政府…

年の初めに頻繁に見られるフィットネス業界の、ある傾向

新年の始まりと同時にフィットネス業界では2つのことが起こります。 「やめる人」と「社員を目指す人」がSNS上で自らの出処進退について所信表明をしたり、実際にそれに向けた行動を起こすのです。 (フィットネス業界だけではないでしょうけれど) 「やめる人…

健康格差と肉体格差が明確になった2017年

昨日1月3日より、自分自身の筋トレを再開したのでいわゆる「ジム始め」でした。日本中の多くのフィットネスクラブは3日より通常営業を始めるため、利用者は非常に多く、施設内はどこも混み合うのが一般的です。 その最大の理由は「普段来ない人がジムに来る…