スポーツジムで働くトレーナーblog

フィットネスクラブでパーソナルトレーニングをしているトレーナーです。トレーニング関連の話、フィットネス業界の話、健康関連の情報・ニュースなどについて書いています。

今までの収益構造と営業形態が全て仇となっている大型スポーツジム

つい前月末にフィットネス業界最大手であるコナミスポーツが 運営する施設である「コナミスポーツクラブ」をなんと16店も閉鎖するというニュースが比較的大きな話題となりました。 反対にほとんど話題になっていませんが、日テレ傘下のティップネスが最も力…

インストラクターたちが辞めない理由:承認欲求が満たされ続けるから

かなり間隔があいてしまいましたが、前回の続きです。 日本のサラリーマンの平均年収、または平均所得と比較してもお世辞にも良い給料がもらえるというわけではないのがインストラクターという仕事です。 インストラクターと言えばフィットネス業界ではそれ…

フィットネスクラブってこんなところ

まだまだ新型コロナウイルスによる影響が続いていますが、 つい先日にはエニィタイムフィットネスのオープンを知らせるチラシが自宅ポストに入っていたりと、小型ジムに関してはコロナ禍にありながらもたくましく生き残っている施設も多いように感じます。 …

フィットネス業界も「本社」なんて廃止すればいいんじゃない?

電通という会社(大企業?)が本社ビルを売却する というニュースがありました。 ウイルス感染が収まらない中、ホワイトカラー系の業務はリモートやテレワーク化が進み、その状態が主流になりつつある今では、もはや「出勤」という行為すら必要なくなってきた…

知事やマスコミが伝えるべきは感染防御策と「免疫力を上げる方法」だろう。

やっと新型コロナウイルスワクチンの実用化が目に見えてきたとたん、 日本でも明らかに第三波と言っていいほどの感染者数の激増ぶりです。 特に東京が凄まじいですね。 相変わらずテレビ報道では「本日の感染者数」ばかりが先行しています。もっと言えば、感…

過剰設備と支配人はもはや不要

フィットネス業界全体のマーケットとしての動きをまとめたサイトがこの数か月でいくつか出てきています。 「コナミスポーツ 売上」などと検索すれば誰でも簡単に業界全体の売上、儲かっているのかいないのかがすぐに調べられるようになりましたが、 やはりウ…

最大のゲームチェンジが起こった業界=フィットネス業界

6月から多くのフィットネスクラブが営業を再開し、約1か月となりました。 幸運にも私は何とか仕事をいただけている状態ですが、少なくとも私が働き場としているフィットネスクラブ及びフィットネス会社ではこれまでにない変化、まさにゲームチェンジが起こっ…

低糖質ダルゴナコーヒーを作ってみた。

さて、いよいよ緊急事態宣言解除です。 フィットネスクラブはまだまだ休館ですが、出口が見えてきた感じですね! 今回はちょっとした間食にもなるダルゴナコーヒーを低糖質にこだわって作成してみました。 まず材料です。 インスタントコーヒー 大さじ二杯 …

なぜ筋トレだけ”そんな風に考える”のだろうか

タレントの小島瑠璃子さんが「筋トレしている人」への自身の見解をインスタグラムライブで板野友美さんとの会話の中で発現したことが大きな話題となっているようです。 www.nikkansports.com 実際にそのライブ映像を見ながら解説している動画もあり、私もそ…

砂糖なし、小麦粉なし、ベーキングパウダーなしのバナナパンケーキを作ってみた。

ブンブン♬ハローYouTube!! でお馴染みの人気YouTuberだけでなく、 もはやYouTube全体で当たり前のコンテンツになっている「やってみた」ですが、今回はワタシもそれを"やってみました"。 Twitterで流れてきたバナナパンケーキの作り方が余りにも簡単そうで…

ランナー、ジョガーが増えたので改めて有酸素運動について確認してみます。

フィットネスクラブの他、運動施設の休業や閉鎖に伴い 明らかにランニング(ジョギング)をしている人が増えましたね。 むしろ増えすぎというくらいで、あの山中伸弥教授もランニング中にもフェイスガードやマスクの着用をする方が良いなどという注意喚起をし…

睡眠で「疲労」は回復するのか?

睡眠について、引き続き考えていきます。 このブログを書くにあたって、「睡眠の常識はウソだらけ」という本を参考にしており、そこでは「いかに我々が持っている睡眠というもののイメージが間違っているか」「根拠のないところから勝手に植え付けられた幻想…

著名人、芸能人に求められることは発症前の行動を事細かに公開すること

睡眠というテーマを続けようかと思いましたが、 ここでいったん一連のウイルス感染報道について感じることを書いておきます。 ウイルスそのものについて、または症状について あるいは感染防止のための国や都県の施策、 休業補償としての支援金について、ま…

シンプルに考える睡眠の必要性② 睡眠は生命維持のための「休止」?

今回も「睡眠の必要性」について考えてみます。 結論から言えば、健康のためには必要なこと だと私は考えています。 前回も少し触れましたが睡眠はまさに「その人の生活習慣の一部」なので、「一番良い睡眠時間は人それぞれ」ということになるかと思います。…

シンプルに考える睡眠の必要性

新型コロナウイルスの影響が止まることを知らない状況です。 こんな状態になるなんて誰も想像しなかったでしょう。 「自粛要請が出てるけど、かかる時はかかるからしょうがない」などと外に遊びに出てきた繫華街で顔出しでインタビューに答える20代の女性も…

冷静に、新型コロナウイルスについて、確認してみます。

2020年はオリンピックの年! 賛否両論あれど、開催されてしまえばそれなりに盛り上がるはずだし、 でも大会終了後の経済の落ち込みが不安、、、なんて考えてましたが 一気にそれどころじゃない雰囲気になってしまいました。 ここで新型コロナウイルスについ…

オリンピックの盛り上がりとその後の引き潮に注意したい2020年

2020年明けましておめでとうございます。 といっても、昨年末から今年は例年以上に「年末年始感」というものを感じない年末年始でした。私の周囲でも同様のことを実感される方が多かったですから、今まで以上の普通の一日としての元日を過ごしている人も多い…

ホスファチジルセリンを使用してみた個人的な感想

つい先日ですが、このブログの連動ツイッターにアップしたホスファチジルセリンというサプリメントが多くの方からいいねをいただく、いわゆる「バズる」という現象が起こりました(と言っても小規模ですが)。 理由は、私がそのサプリを知るきっかけとなったメ…

意外と使える「包帯」

このブログの連動ツイッターにアップしたホスファチジルセリンが、山本義徳さんの影響力のお力もお借りし、大きな反響を生みました。 このサプリについて、実際に使ってみた私の感想はまた後日に詳しく書いていきます。 今回は「包帯」について考えてみまし…

「座り疲れ」の対処法

前回は「座っていることからくる疲労感」について色々とお話をさせて頂きましたが、今回はそれを踏まえて、その対処法を考えていきます。 まずは、当たり前なのですが「座り続ける行為をやめること」つまりできるだけ小まめに椅子から立つようにするというこ…

再記:座っているのが一番身体に悪い

「身体を動かさないこと」について、研究や統計調査などは近年国内外を問わず盛んに行われています。 そしてその研究班たちが共通して結論付けているのは「座りすぎは良くない」「座りすぎは体に悪い」ということです。 一日を「座っている状態」で過ごす時…

改めて、「自律神経とは何か」の確認②

前回に続き、自律神経についての話を続けます。 自律神経の一つである副交感神経は免疫にも大きく関与しています。 季節の変わり目や異常な暑さ、または今年10月の台風といった物理的なストレスの他、悩み事や仕事などで気を張りすぎたというような内部から…

改めて「自律神経とは何か」の確認

今年も11月、年末と言っていいシーズンに入りました。 この時期はとにかく風邪やインフルエンザなどに注意する時期、体調を崩さないように注意しなくてはいけない時期です。 体調の乱れというと「自律神経の乱れ」という言葉を よく目にしますが、それってい…

アナボリックステロイド論争

ここ数か月で主に筋トレユーチューバー、フィットネス系ユーチューバーたちの間ではアナボリックステロイドに関する意見動画が流行してきています。 あの有名人はステロイドを使っているのかどうか、また実際にステロイドを使ってる人にインタビューするよう…

ダイエットとは、薬物依存からの脱却?

糖質制限ブームが続き、ケトジェニックダイエットが 賛否両論ありながらもダイエットの主流になってきているのではないかと感じます。 食べ方、食べ物、調理法、食べる順番、時間帯など、 特にTwitter上ではあらゆる健康情報館関連サイトなどが 「太りにくい…

太るのは調味料?

ダイエットするなら、炭水化物カットや糖質を摂らないという概念はまだまだ浸透していない面もありますが、 興味を持った人たちがあらゆる情報に簡単に たどり着くことができるようになったため、痩せるために炭水化物を摂らないようにしている、夜の炭水化…

加圧トレーニングが「そんなでもない」ということに実はトレーナーは気が付いている

今流行りの暗闇ボクシングや ヨガ、ピラティスなどの特定種目スタジオに ライザップも含めたパーソナルジムなど、フィットネス業界では細分化が進んでいます。 これまでは大きな施設のクラブにそれこそ「なんでもあった」ものですが、シャワーだけで十分、もし…

「稼げそうだから」でフィットネスを始めるのは個人も企業も同じ。

ここ最近は(と言ってもほぼ月1ペースになってますが)パーソナルトレーナーの現状や今後についての考えを書くことが多いですが、それだけ目に見えてフィットネス人口が増えてきている、というかファッション感覚で筋トレをする人が増えてきていると感じます。…

「パーソナルトレーナー」そのものがターゲットに

最近のフィジークブームやその他コンテストブームが 続いていることで現在は空前のパーソナルトレーナーブーム、 そして個人ジム開業ブームが続いているようです。 それに伴って、そこにまるで寄生虫のようにすり寄ってくる「自称支援者たち」もまるで雨後の…

キャリアチェンジの機会を見誤ると、、、

ここ何回か、パーソナルトレーナーという仕事の今後やキャリア形成などについて、これまでの経緯も踏まえてお話をしていますが、今回も同様のテーマについて考えていきます。 パーソナルトレーナーまたはスタジオインストラクターとしてキャリアを重ねていく…