フィットネスクラブに置いてあるランニングマシンやエアロバイクには
それらのほぼすべてにテレビがついています。
そのテレビはもともとランニングマシンについているものではなく、フィットネスクラブ側のサービスで設置されているものです。
ランニングマシンはフィットネスクラブで人気NO,1のマシンです。
24時間型のジムの増えてきましたし、だいたいどこのクラブも12時間くらいは営業していて、その時間目いっぱいまで入れ代わり立ち代わりたくさんの人が利用します。
当然、テレビも一日中つきっぱなしになりますから中には調子の悪いテレビ、映らないテレビが出てくることもあります。
(日本製のテレビは性能が良くてなかなか壊れないのでしょっちゅではありませんが)
そうなると利用者さんは大変です。
「ここ、テレビつかなくなってるよ」と教えてくれる程度ならありがたいのですが、
「テレビが付かない!」とまるで何かとてつもない大問題が起きたかのようにスタッフまで報告に来られる方もいます。
テレビら見られないと、隣のランニングマシンへ移ってしまう方もいらっしゃいます。
そういった光景を見ていて思うのは「そこまでテレビ見たいですか?」
ということです。
フィットネスクラブでテレビを見ながらランニングマシンにのるということは
空調のきいた部屋で、テレビを見ながら、走る(歩く)ということですね。
これで「運動をしている!」と胸を張って言えるのでしょうか?
運動するならテレビなんか見ない方がいいし、そこまでテレビを見たいなら自宅で見ればいいはずだし、何より、外を走る(ウォーキングする)方が絶対に運動効果は高いはずです。
テレビがつかないならそれはそれであまり慌てないでほしいものです。
それよりも心拍数や速度、歩幅(ストライド)など意識しながら歩く、走るといった行為をする方がいいです。ランニングマシンにはそういったことを計測する機能が備わっているのでテレビ画面よりもそちらを注目しましょう。
画面を見ながら一生懸命に歩いているのは悪くないのですが、なんだかもったいない気がします。