何度もトレーニングに関してブログに書いていると、トレーニング事態を説明することが本当に難しいと感じます。
そしてそれを説明するためには「たとえ話」が便利なため、何回も同じような内容で違うたとえをしてしまいます。
今回はトレーニングを「株」として考えてみましょう。
投資としての株、デイトレードやFXといった短期売買としての株でも構いません。
もし
「株で儲けたいんだけど・・・・」という人がいて、この言葉に続けて
・どの銘柄を買えばいいですか?
・何をすればいいですか?
・どうすればいいですか?
などということを言われたらどう思うでしょうか?
「この銘柄が絶対もうかるから〇〇を買いなよ!」
「それならこうすればいいよ!」というように答えられますか?
できないですよね?
もしできるとしたら超天才トレーダーか「村上ファンド」のようなインサイダーをしている場合などになるはずです。
トレーニングも同じなのです。
「株で儲けたいんだけど・・・・」
「トレーニングで痩せたい、筋力をつけたい、のだけど・・・・」
・どの銘柄を買えばいいですか?
・どのマシンをやればいいですか?
・何をすればいいですか?
・何をすればいいですか?
・どうすればいいですか?
・どうすればいいですか?
まったく同じ構図だということがわかりますね。
この後、高確率で
・何回やるのがいいんですか?
・何分やるのがいいんですか?
などの具体的数字の質問が現れます。
詐欺師の場合はこの「手っ取り早く儲かる(痩せる)方法を知りたい」という気持ちに付け込んで「具体的なアドバイス」で相手をその気にさせ、全く効果のない(儲からない)話を持ち掛けてきます。
誠実な投資会社の社員、ファイナンアドバイザー、フィットネストレーナーでしたらそんな方法論は話しません。
「株で儲けたいなら・・・」「痩せたいなら・・・」
・毎日ちゃんと新聞を読んで日本や世界の動きをチェックしてますね?
・毎日ちゃんとジムに来て、基本的な運動をしていますね?
・経済紙(誌)くらいは読んでますよね?
・食事くらいは気を付けてますよね?
などの日々のあなたの習慣を確認し、
それを変えましょうとお勧めする「習慣論」を”まず先に”お話しします。
方法論はそれからなのです。