わざわざスポーツクラブに行くのは面倒。
わざわざお金を掛けてまで運動しに行かないで手軽に済ませたい。
という方々へ、おすすめの方法がありますので紹介します。
スマホやネット検索で
「トレーニング 自宅」「自宅でできるエクササイズ」などの言葉で検索を掛ければ色々なトレーンング方法、画像、動画などが出てくると思います。
それをやるんです。
非常に簡単ですね。しかし、問題はそこからです。
実際にそれらを「自宅でやる」「継続する」ことができますか?ということです。
方法はいくらでもありますが、「実際にそれらを「やる」ことができるか?」が自宅でできるトレーニングの最大の課題です。
多くの人がこの点ができていないのです。
この理由は色々な言い方で説明できます。
単純に 意志が弱い or ものぐさ とばっさり言い切ってしまうのは簡単なのでもう少し論理的?に説明します。
基本的に、人間も動物です。動物というのは「自分の置かれた環境に適応しようとする」という基本的な本能があります。
動物園にいる動物が、野生の状態のままではありませんよね?
野良犬、野良猫と家庭で買われているペットでは、そこに大きな差があるはずです。
人も同じです。映画館など周囲が静かなところでは大きい声を出そうとはしませんし、カラオケやお祭りの最中に静かに本を読むということもしないはずです。
ですから静かにする環境で静かにしない人が出てくると非常に不快に感じます。動物としての違和感を感じてしまうのです。
そういう人は同じ動物ではない=同じ人間ではないということになるので言葉が通じません。やめろと言ってもやめませんから困ったものです。かといって暴力で解決するわけにもいかないから、どうすれば良いかというと徹底的にかかわらないようにすることです。病原菌みたいなものですから、マスクをつけて吸い込んでしまわないように、自分に害がないようにすることと同じような感覚で徹底的に無視を貫かないといけません。
話がそれましたが「環境に適応しようとする」という概念を頭に入れておけば運動も同じだということに気が付くはずです。
つまり、「周囲に運動している人がいる環境に身を置く」ということをして初めて「自分も何か運動しよう」という気になるということです。これがわかっていれば「自宅でトレーニングする」ということが如何に難しいかがわかるでしょう。
自宅というのは基本的に休むところであり、だらしないかっこでテレビでも観ながら酒飲んでゴロゴロするという環境なのです。トレーニングのような「何か作業をする」というところではありません。
そんな環境で、さらに周囲に誰もいない環境で、「運動するぞ」と気持ちを切り替えることの方がよほど難しいです。
大の大人でさえそんな具合ですから、子供に家で宿題をやらせるということが如何に不可能に近い難題を押し付けているかがわかるでしょう。
ですから我々は「取り敢えずジムへ行く」わけですが、どうしてもそんなの嫌だという人への自宅トレアドバイスです。
「5秒だけ」やってみてください。なんでもいいです。
腕立て伏せ、スクワット、腹筋、自宅にエアロバイクがあったらそれ、ロデオボーイがあったらそれ、カーヴィダンスとかエクササイズDVDがあったらそれを自宅にいるときのどのタイミングでもいいから「5秒だけ」やってください。
そしてそれを1週間続けます。5秒だけでもできればOK”!そうすればもっと長い時間の自宅トレーニングもできるようになります。
テレビを見ている時にCMになったら5秒腹筋。
朝、子供と旦那さんを送りだして落ち着いたら5秒スクワット。
仕事から帰ってきてスーツを脱いでホッとしたら5秒のレッグマジックサークル。
5秒でいいからできますか?そこが自宅トレのコツです。
わたしはできないのでジムに行っちゃいますけど。