栄養たっぷりの餌を与えて
広い農場・牧場で放し飼いにして育てた牛と鶏は非常に栄養価の高い牛肉、鶏肉になります。
しかし、そうして牛や鶏を丁寧に育てていくと時間とお金がかかります。コストがかさむというやつですね。
そうすると出荷して店頭に並べる際にどうしても値段を高くしないといけなくなります。そうするとなかなか売れません。
食品というのは日々の生活に直結しますので、できれば安いに越したことはないからです。
では安くするためにはどうするかというと大量生産です。
せまい小屋にぎゅうぎゅう詰めにして
身体を動かさせないようにして(運動できないようにして)
一列に並べて、化学物質やら成長ホルモンを人工的に注入した安い飼料を食べさせます。
そうすると、あっという間にブクブク太ってくれて、安く売ることができる都合の良い肉が作れます。
そうやって生産された肉は非常に安く仕入れることができるためファーストフード店、牛丼屋、ラーメン屋は助かります。
そこにくるお客も助かります。(安いから)
気が付くと
「せまい部屋に詰め込まされて」
「一列に並んで」
「科学物質たっぷり」の
「安いエサ」
を食べて育った牛や鶏の肉を
「せまいお店に詰めかけて」(わざわざ並んでまで)
「カウンターに一列に整列して」
「化学調味料たっぷり」の
「安い食事」
を食べている人間たちがいます。
ファストフードフードがなぜ身体に良くないか、なぜ外食は太りやすいか、これでわかりましたね?