
炭水化物が危ない というタイトルでGI値のことに触れている記事があることがわかりますね。
この雑誌が発売されたのはなんと1994年です。今から20年以上も前のことです。
その当時からボディビル界では、GI値の高い炭水化物、すなわちファストフードやジャンクフードがいかに脂肪が身体につきやすいものであるか、太りやすいものであるかを指摘していました。そしてそうした高GI値の食品ばかりのお店が日本中に広がっていく危険性を20年以上も前から予言していたということになります。
最近、糖質制限ダイエットの提唱者が糖質制限によって死んでしまったというニュースもありましたが、糖質を過剰に摂取することや血糖値を急激に上昇させる食事こそが肥満の原因であるとネットのニュースなどても取り上げられるようになったのは本当にここ数年のことです。
それだけ世間一般に正しい知識が浸透するのは遅いということでもあります。
ライザップの影響もありますが、ほんとうにようやく最近、有酸素運動は脂肪燃焼には向かない運動であるということも浸透してきました。
逆に言えば、ボディビル界こそ、どんどん新しい知識や技術、人体についての新発見などフィットネスに関する最新の研究が世間一般よりも20時も先を行っているとも言えます。
新しくどんどん出てくる様々はサプリメントや、巻くだけでお腹を引き締めるというようなダイエット器具などを見たら、ボディビルダー達がそれらを使っているのかを確認するというのは、効果が本当にあるかどうかを確かめるということにもなります。
ボディビルダー達こそ、如何に効率良く筋肉をつけ、効率良く脂肪を減らすということを誰よりも突き詰めています。その人たちが実際に行っていること、使っている道具、食べているもの、にこそ本当に効果があるものだと言えますね。