昨日、このブログで
お金やモノには不自由していなくても身体に様々な病気を抱え(主に太り過ぎで)医者通いばかりしている人について軽く触れましたのでそれについて書いていきます。
結論を先に行ってしまえば、こういう人は変わりません。
変われないのです。自分で自分の状態を「このままではまずい!」と理解できない、または理解していてもなんとなく毎日が不自由なく過ごせてしまうので
「自分で行動する」ということができません。この場合、行動=運動 です。
強制的に病院に入院させられるというほどのことでもない限り、運動しません。
我々からすると見ていて本当にもどかしいのです。
何のことはない、ただジムに来て簡単な筋トレと20分くらいのウォーキングでもしてくれれば改善できることだからです。そのためのお金も十分にあるはずだし、時間もあるはずなのにです。WHOの健康の定義を昨日載せましたが、こういった人は肉体的な不健康状態はもちろんですが、精神的な不健康状態だと言えます。
ジムでお話をしていると、「私〇〇がだめなの」という否定の受け答えが多く見られます。
寒くてダメ、暑くてダメ、花粉がダメ、料理がダメ、というようにせっかくジムに来ていても健康のためのダイエット・体重減少に向けて動こうとする事に対する制限を掛けていきます。
具体例としては以下のようなものです。
「ジムまで歩いてきたらもう暑くてダメなの」
「そうしたら気温が上がる前の朝に来てませんか?」
「私、寒いのダメのね。それから朝も早起きがダメで・・・。」
「そうしたら夕方以降で18時前後なら冷えてくる前の時間帯ですよ」
「私、暗いとダメなのね~。糖尿で網膜症だから見えないのよ」
このやり取りは実際にありました。
「こちらはもう何も言えない・・・」というようにその方は「あれダメこれダメ」が続き、エステのダイエットコースなどとにかく楽して痩せようとする方法を探し続け、最終的にはどうしようもなくなって医者から強制的に入院させられてしまいました。
お金はたくさん持っていらっしゃるのに、です。本当に残念でした。
この様に見てくると、精神的不健康状態とは
「何か工夫しようとする気持ちがない状態」だと言えます。
寒ければ服を多めに着ればいいだけのこと、暑ければ一枚上着を脱ぐ、またはジムまで来たらシャワーでも浴びて少し涼めばいいだけのことです。
暗いのがダメなら明るいうちに運動を済ませるようにする、または明るいうちに来られる日を探してその日に運動するというような「工夫」をすれば済むことです。
だめ・ダメばかりでなく、ではどうするか。「工夫」してみましょう。
それができればそれだけで精神的に健康だと言えます。
(※頭で考えるだけで実行しなければそれは不健康です)