最近、面白いなと思えるものがメルマガの記事です。「まぐまぐ」や「メルモ」などで色々な記事が無料で読めるし、それらがあまり表には出てこないような情報が多くて読んでいて面白いです。
例えば、まぐまぐの記事の一つには「水素水なんて飲んでも何も効果はない」とばっさり言い切っている記事があります。
特に面白くて参考になったのが「前田敦子がなぜ消えたか」という記事でした。それによるとAKBファンというのは制服を着た女子高校生好きの人の集まりと一緒で、そのグループを出てしまうと後はどうでもよくなってしまう。だからあんなに人気があったはずなのに一人で活動してもファンが付いてこないということです。
これはフィットネストレーナー、インストラクターにも全く
同じことが当てはまります。
・一つのクラブ内で売り上げを上げている。
・担当プログラムの参加者が多くて人気。という人がよくNEXTのような無意味な雑誌に取り上げられることがありますが、これも前田敦子と同じで、そのクラブ内の「フィットネスクラブ好きの人たち」「運動好きな人たち」に人気が出たという状態に過ぎないのです。
こういう人達は「何か自分なりの人を集める技術」のようなものがないので、「フリーのトレーナー」「フリーのインストラクター」を名乗っておきながら、自分が今まで社員として所属してきた会社・そのクラブを絶対に離れようとしません。AKBで言えば「卒業しない」ということです。
たまに勘違いして「独立」などといって個人スタジオを構える人もいますが、そんなの独立とは言いませんし、たかだかマンションの1室をかりてマットを敷いただけで「ピラティススタジオ」と名乗るのはどうかと思います。
狭い部屋の中で身体をもぞもぞ動かしているだけで「トレーニング」になるかと改めて考えれば、おかしいな?と思う方が普通です。
フリーを名乗る人の仕事が半分以上、元居た会社の仕事で、昔からのコネ使ってできるイベントなどをやっているとしたら、それはフリーではないしどれだけ売上があっても人気があっても参考になりません。
「長年その場にいて、たまたま宝くじが当たった」ようなもんです。
本当に技術があって、人当たりが良くて、自身があって一定の固定客を抱えているフリーのインストラクターなら、クラブをまたいでファンの人がレッスンを受けに来てくれます。
その究極が「嵐」だと思います。例えば「福岡ドームのライブ」に東京に住んでいるファンが抽選で当たると、そのためにいくらでもお金とスケジュールを調整して駆けつけます。
人気や売り上げの高い人がいたらそれは
「その組織にいるから」なのか「組織と関係なく個人に理由がある」のかを見き分ける必要があります。
売上の高いパーソナルトレーナーのインタビューで
「私が所属する会社の社長が私にお客さんを紹介してくれる」と応えている記事がありました・・・。読んでも参考にならなかったです。
そんなのよりもメルマガが便利です。
無料だし。