数年前に発売され、かなりよく売れた本の「スタンフォード大学の自分を変える教室」という本を今読んでいますが、トレーニングをしている人、フィットネスクラブに通っている人にはぜひ読んで欲しいくらい、「わかるわかる!」という内容がたくさんある本です。
ネットからお借りした画像です。
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トレーニングをしていない人、なかなか続かない人にもおすすめですが、これを読んで実行するかどうかという問題があります。
今後数日はこの本の内容の紹介をしていこうかと考えているくらいです。
この本は「意志力」つまり、「やる!」「つづける!」「今年はこうする!」と自分で決めたことをやり遂げるための「意志」を持ち続けるにはどうするのかということが主に書かれていますが、その方法一つとして挙げられているのが
勉強法、トレーニング法といった方法を覚えようと頑張るのではなく、自分自身が「勉強をする状態になるには」「トレーニングを続けるようになるには」を考え、具体的に「何が勉強する自分を妨げているのか」「トレーニングに行かないようになっているのは何なのか」を理解して、その妨げになっているものと戦う ということです。
勉強で例えれば
勉強しようと思っていてもテレビを見てしまう。あるいはパソコンでネットをしてしまう。ゲームをしてしまう。他のことをしてしまうという経験が多くの人にあるかと思います。こういった場合に我々が欲しがってしまうのは「勉強法」です。どうすれば、何をすれば、短時間で効率的にものが覚えられるのかを探します。
テレビを見てしまっても、ネットやゲームをしてしまっても、ちょっとだけ気が向いて教科書を開いたときに「どうすればサッと頭に入ってくるのか」を探します。
ところが、それに対する具体的な方法なんて実はありません。頑張るのは「どうすればサッと頭に入るのか」を探すのではなく、「自分が何をすることで勉強していないのか」「勉強の代わりにやってしまっているのは何か」を具体的に洗い出すのです。
この場合は勉強しようと思っても、その代わりにテレビ、ネット、ゲームを「してしまって」いるわけですから、具体的に「どうすればそれらの行為をしないか」を考えて、そこを頑張るのです。勉強を頑張るのではなく、どうすれば勉強するのかを頑張ります。
テレビをつけてしまうなら、テレビを付けない。どうしても見てしまうのならテレビのない部屋に行く、または喫茶店に行く というのが頑張りどころです。
ネットをしてしまう、ゲームをしてしまうならそれらを他のところを一旦しまう。それでもやってしまうならそれらを持たずに喫茶店に行く、ファミレスに行く といった具合です。
フィットネスクラブ・トレーニングに置きかえれば、ジムに行ってトレーニングを頑張るのではなく、ジムに行けるようになるように頑張るのです。
仕事が終わらないならば、仕事前に行けないか?を考えます。
平日がムリなら土日はいけないだろうか?
本当は時間があるのに疲れてやる気が出ないのではないか?
ではなるべく仕事の疲れが出ないようにするには何かできないか?
比較的に疲れが出ないで早めに仕事が終われる日は今週では何曜日か?今月なら何日か?
そいうったことを徹底的に洗い出して、ジムに行ける状況を作り出すことを頑張ります。
頑張るべきは、ジムでやることではありません。「ジムに行くために」できることを頑張るのです。