「健康志向の高まりに合わせた商品」という言葉をよく聞きます。今までも色々なメディア(主にテレビ)、ワールドビジネスサテライトのような経済情報番組で聞いてきました。
「健康格差」という表現をこのブログで書きましたが、日常の食事でも健康に気を付ける人の数は相対的に増えてきているのではないかと思います。
その一方で、そうでない人も多いです。健康上に関するテレビ番組の街頭インタビューで「医者から肝臓の数値が高いと言われてますねぇ~」などと笑顔で答えているオジサンがいますが、私からすると「よくそんな悠長にしていられるな」と思います。
健康に気を付ける人達が増えてきてると、肌で感じるのはコンビニで売っている商品の変化です。ローソンでも低糖質のパンを盛んに売っていますし、コンビニ各社で現在売り出し中なのが「サラダチキン」いわゆる「蒸し鶏」です。
まさかこういった商品がコンビニに出てくるとは思いませんでしたが、今はほぼどのコンビニにも置いてあります。数か月前までは「プレーン」という味付け無しのものがメインで、他にはバジルを振り掛けたものくらいでしたが、なんと最近ではカレー味が出てきました。
コンビニは商品の売れ行きを細かくチェックして、売れない商品はすぐに引っ込めて新しい商品を棚に並べていきます。サラダチキンの新しい味が陳列棚にならんだということはそのチキンが「売れている」ということの証明だと言えるでしょう。
コンビニの諸品ですから当然、保存料、着色料、ph調整材、その他いろいろな科学物質、人口添加物が使われてるはずですので、「それらは健康を害することにならないか?」という問題もあります。
しかし、低糖質・低脂肪・高たんぱくな食品として鶏肉は非常に良い食べ物ですし、それを食べることはお菓子やパン食で1回の食事を済ませるよりはずっと健康的な食事だと言えます。
コンビニでは今100円で引きたてのコーヒーが飲めるようになりましたが、それが進んでプロテインドリンクがコンビニで手軽に飲めるようになるまで健康志向が高まっていってほしいと感じます。