昨日は、フィットネスクラブというところが学生アルバイトスタッフを採用するところではないということに触れました。
それでは、同じフィットネスクラブ内の仕事で、フロントスタッフは学生アルバイトでも務まるか、というとこれは「はい」とはっきり言うことができます。フロントスタッフの業務こそマニュアル化可能な「マックジョブ」であり、だからこそロボットに公開可能となります。
フロントスタッフが自分自身でも「フィットネス」を実践し、身体を鍛えていたり運動習慣があるということなら、そうなればマニュアル言葉ではない「自分の体験による言葉」でフィットネスクラブに入会することの意味や価値を伝えることができるはずですが、自らフィットネスを実践するフロントスタッフというのは日本中のスポークラブ・フィットネスクラブの中で「ほんのわずかしかいない」、事実上「いない」のです。
フィットネスクラブのフロントスタッフの社員というのは民間企業の一般職、OLさんとなんら変わりはありません。こなしている仕事内容は一般的な民間企業の方がずっと高度な内容のものだと思います。
ほぼすべてのフロントスタッフがマニュアル作業的にクラブ入退会やその他物販の取り扱いを行っているわけですから、これこそファストフード店と同じ「業務を覚えてしまえばあとはそれを繰り返すだけ」です。
事務作業にしても、フィットネスクラブに入会するとなると色々多くの書類を書いてもらう必要が出てくるのですが、それらはもっと簡素化できるのではないかと思います。問題が依然として残っているマイナンバーカードをはじめとして、個人の情報、特に所得に関するその人の個人情報などは、何枚も書類記入をしてもらうことなく簡単チェックでできようになっているはずです。
ペッパーが持つタブレットにクレジットカードをかざして情報を読み取ってもらい、本人確認はカメラの顔認証で行えば、それだけでフィットネスクラブの入会・退会に関する手続きはできます。
フロントスタッフの仕事とは、ということを改めて考えなければ、ペッパーにいつでも交代可能な仕事の一つとなってしまうはずです。
事務作業以外のフロントスタッフの仕事と言えば・・・
施設の見学案内、料金についての説明、店舗での商品販売くらいでしょうか?
これらは皆、ペッパーができることでもあります。