今日からオリンピックが開幕しました。
開催前からブラジルの国内情勢に関するニュースや競技会場に関する不安を感じさせる話題が多く、その点からもどうなるか見ものです。
自分が生活する狭い範囲での視野から見たがぎりですが、残念ながら都内ではそれほど盛り上がっていないのでは?と感じてしまいます。多くの人を今熱狂させているのは「ポケモンGO」だと言っていいかもしれません。さらにブラジル開催です。
ブラジルについては地球上でちょうど日本の真裏にあたる国という表現を良くしますが、競技の開催時間が日本からすると真夜中になることや、そもそも開催されている国が日本からあまりにも遠すぎるため、ピンと来ていない人も多いのではないかと思います。
フィットネストレーナーと観点からすると、注目してみたい競技はやはり陸上の種目全般です。陸上競技というのはもちろんそれぞれの競技の中での細かなテクニックというのはありますが、大部分を占めるのはフィジカル。つまり身体能力の勝負です。
誰が一番速く走るのか、誰が一番高く(遠くまで)飛べるのか、誰が一番遠くまでものを投げられるか、という3パターンに陸上競技は大別できるわけですが、そのどれもがシンプルな勝負です。
当然、競技の参加者たちはその「競技使用の身体」というものを作り上げてきます。
そこに人種の違い、生まれ育った国・地域の違い、行ってきたトレーニングや練習の違いなど様々な要素が加わって、「アスリートの身体」として多くの人の目の前に出てくるわけですからそれを見るのが楽しみです。
試合の勝ち負け、競技の結果はもちろんなのですが、アスリートの身体には絶対注目するべきです。その身体がもっともわかりやすく見えるのは陸上です。注目しましょう。