今日からまたブログを書いていきます。
お盆休みでしばらく更新をしませんでしたがそんな時に限って大きな出来事が立て続けに起こりました。
フィットネス関連の話題は当たり前ですが大きなニュースになることはないですね。健康関連のニュースでは気になるものがありましたの、今後の数日はそれをピックアップしていこうと思います。
お盆休み中の大きな話題と言えば、個人的な好みも含めて3つでした。
スマップ解散決定、ボルトのオリンピック3連覇、ケニーオメガのG1優勝 という3つです。
(ケニーのG1優勝はあまりにも個人の好みの話なのでカットします)
スマップについては今後も勝手にマスコミがどんどん調べてくれるでしょうからそれを追えばいいだけのことですが、あえて書くならば「くだらない芸能ニュース」として片づけてしまうような感覚には、まったく賛同できないということです。
芸能人に学ぶことというのは実は非常に多いと私は思っています。強引にフィットネス業界に絡めて説明すると、芸能人のような多くの人を集める、または注目を集める力というのをこの業界内部の人たちは持っていません。実際にフィットネスクラブに多くの人引き寄せているのは、仕事を委託している外部のインストラクターやトレーナー達です。特にスタジオプログラムを担当する先生たちは「タレント」と表現してもおかしくないような仕事内容です。
実際に、インストラクターさんたちが活動をするクラブの複数店舗を回ってそのイントラのレッスンの受けて回る「追っかけ会員さん」というのは非常に多いです。
芸能事務所であれば、こういった活動をする「いわばタレント達」を売り出すためのプロモーション活動のために敏腕なマネージャーや、やり手の社長なんかがタレントの活動の場を提供するために動いてくれるわけですが、フィットネスクラブの内部の人たちにはそういった能力や気持ちが何一つありません。
ですからタレントで人を集めようとせず、「施設・設備」を売りにして人を集めようとします。フィットネスクラブのチラシを見かけることがあったら少し注意して見てみましょう。
最新のマシン!広いスタジオ!シャワー・ジャグジー完備!
などというように設備が売り出されてるはずです。
どんな商売でもそうですが、一番重要なのは「集客」です。いかに多くの人の注目を集めるか、多くの人たちにそばに来てもらえるかが商売の命と言ってもいいでしょう。そのヒントとして芸能人を観察することは非常に有効な手段だと思います。
容姿、立ち振る舞い、話す言葉の内容、話すときに使う言葉、そして芸能人としての仕事によってたくさんの人の参道や支持を得ているトップクラスのタレントがスマップでしょう。少なくとも会社の中で偉そうにしている割に何もできない上司の話を聞くよりも彼らの言動を見ている方が人を惹きつける力のトレーニングにはなると思います。
そして、ボルトです。
3連覇の偉業達成!という点が協調されていますが、今回の100m走では個人的には少し物足りない感じがしてしまいました。
ボルト自身の発言からも今回のリオオリンピックで力を入れているのは200m走の方ではないかという印象もありましたし、100mでは世界新記録を狙うよりも「メダルを狙いに行った」という印象が強かったためです。
勝ちに行く走りではなく「他の人に負けないような走り」とでもいうのでしょうか。
100mなどの競技はあえて複数の選手を並べて競わせる形にしているところに面白さがあります。本来は「タイムを競う競技」なわけですから、砲丸投げなどの投てき種目やジャンプ系の種目と同様に「一人ずつ走って記録を取り、それを比較しあう」ということをすればいいのですが、数人に一斉に走るという形にすることで事実上の「格闘技」に変化します。
自分との闘い+対戦相手との闘いが短距離走という種目の面白さなんですが、そこでボルトは柔道のリネール選手のように「明らかに勝ちを狙った逃げの試合」をしていたと思います。ボクシングで言えば徹底的にディフェンスして逃げ切ったメイウェザーのようなものでしょうか。
少し物足りない100mでした。