スポーツジムで働くトレーナーblog

フィットネスクラブでパーソナルトレーニングをしているトレーナーです。トレーニング関連の話、フィットネス業界の話、健康関連の情報・ニュースなどについて書いています。

太るなら高GI

夏も終わり、また来年に向けて身体を大きくするために食べる量を増やすようになりました。

同業者の友人と時間を合わせることが出来たので、トレーニングについて、トレーニングの指導について話し出すと、時間があっという間に過ぎていきました。

二人とも、普段からどうすれば筋肉が付くのか、または痩せるのか、お客様への指導などなどのようにするのかということを「常に」と表現しても構わないほどに考えているので、話が尽きませんし、こういった対話から化学反応が起こりました。

早速明日からやってみよう!というアイディアが次から次へと出てきました。

 

教科書や参考書に書かれていることをベースに、自分で色々な方法を実践している人の具体的な方法やその人の言葉には本当に実用性のある価値があります。

 

筋肉量や体重を増やすこと、つまり太ることとなると「とにかく食べる」が基本なのですが、その食べるという行為でも「これを食べると効いた!」というものと「こんなに食べてるのに全然体重が増えない」という食品があります。

具体的にこれ!というものは「人それぞれ」ということになりますが、今日の二人の対話から出た一つの価値ある情報と言えるものが「高GI値食品こそ太る」ということです。

言い方を変えれば教科書に書いてあるような当たり前のことですが、実際にやってみると「段違い」だそうです。

 

増量をする、身体を大きくする、ということを目標とすると、多くの人が考えることは「脂肪を付けずに筋肉だけつけるにはどうするか」ということです。

これに対してネットや雑誌などのメディアでは様々な方法が紹介されています。

体重の数字×2gのタンパク質摂取量を3gに増やすというような方法であったり、

「リーンバルク」と呼ばれる方法もあります。

(詳しくはグーグル検索で)

 

しかし、実際にやってみると「そんなのできっこない」という経験をする人の方が大半です。脂肪を付けないで筋肉だけつけるというのは現実問題として「不可能」です。今日話してきた友人が「これで一番体重が増えた」と思ったのは「ジャンクフード」でした。

ジャンクフード(ファストフードも)という食品について考えだすと、そこでも色々な要因が考えられますが、やはりポイントはGI値の高さです。

 

つまり血糖値を素早く上昇させて、インシュリンをどんどん分泌させるような状態を作り出すということです。そのために一番簡単なのは「ジャンク」。

白米、お菓子、パン、ファストフードなど、甘くておいしくて高カロリーなものを好きなだけ食べる。(もちろんタンパク質も摂取すること)

やはりこれが一番だそうです。

 

逆に言えば筋トレをしていないままそういった高GI食品を食べると、そのすべてが筋肉ではなく脂肪になってしまうということも理屈としてよくわかります。

太るではなく「肥える」とでもいうのでしょうか。

f:id:blog_practice:20160910215029j:image

ということで私もジャンク!ではないかもしれませんが、たっぷりの白米と砂糖の入ったタレのかかった美味しいご飯を頂きました。

プロテインとセットで、