普段はほとんどテレビを見ないのですが、今日は先ほどまでキングオブコントを見ていました。CMの時にはチャンネルを回して他の局の番組を見てみましたが、本当にどの番組も面白くないです。
刑事もののありふれたドラマだったり、お笑い芸人を集めた大喜利をわざわざゴールデンタイムに放送していたり、どうしてこんな状態になってしまったのかと思います。
もはやテレビというのは(昔からそうだったのかもしれませんが)、何か情報を得るための媒体、メディアではなく、ただただ頭をぼーっとさせて思考停止させる「脳の休憩グッズ」になったと感じています。
職場のスタッフたちはトレーニングに関する話や筋肉に関する話をしょっちゅうしていますが、そのほとんどがネット、それもyoutubeの動画です。
トレーニング実践者や、動画の再生回数でお金を稼ごうという一般人たちが、テレビで言うところの視聴率を獲得するための動画を毎日のように上げてきています。
そういった人たちの動画や発信する情報を頼りにしている人たちは本当に多く、二十代の人たちの主な情報収集原は確実にyoutubeです。
テレビで取り上げる健康情報などについて年配のフィットネスクラブ利用者の方々から「この前テレビでやってたことはここで習ったことだった!」などと報告を受けることがありますが、そのくらい今のテレビが特集する内容は時差があり、遅れているということです。
キングオブコント放送直後の他局の情報番組では、
既にネットだけでなく新聞等でも繰り返し報道された築地市場移転関連の一連問題を改めて振り返るというなんとも手のかからない放送をやっていました。
もうこんなメディアとも呼べなくなったものから健康やトレーニングに関する情報を得ようとすることはやめるべきです。
ネットでチェック
↓
自分で実践して「経験」としてのフィードバックを得る
の繰り返しこそが最も価値のある「トレーニングメソッド」だと言えるでしょう。
そんな時代に、もうなりました。