フィットネスクラブに入会していてもなかなか通うことができない
運動しなきゃいけない義務感を感じつつも運動しようとしない
ということで悩んでいるという人は多いです。
このブログでも一番記事の内容として書いているのはそういった人たちについての内容です。
そういった人たちに多く見られる傾向として挙げられるのが、
運動やトレーニング、ダイエットに関連するテレビ番組を見ることが多い、ということです。自然と目が行ってしまうとか、ついつい注目してしまう、という表現でもいいでしょう。
潜在的に「痩せたい」「運動しなきゃ」「今の体質を良くしたい」と思っているため、それにつながる情報には敏感になるのです。
これは自然なことで、これ自体は問題がないのですが、「ボタン一つで見られるテレビ」で情報を得ようとすることはあまりお勧めできません。
できればトレーニングに関する本、それもトレーナーを目指す人向けに書かれた本を読むことをお勧めします。
アマゾンなどでも「トレーニング 専門書」などという言葉で調べれば、いわゆる「トレーナーのための教科書」とも呼べる本はすぐに出てきますし、本の内容は誰にでもわかるように書かれていることが多いので、決して難しいものではないのです。
ポイントは「ちょっとひと手間」ということです。
コンビニで売られている程度のうすっぺらいトレーニング本や、文章よりも明らかに写真が多いような(こちらもうすっぺらいことが多いです)本、ネットのSNSに自然と流れてくるようなダイエット方法などで済まそうとせず、
そこから、ちょっとひと手間を掛けて、
「専門書を読んでみる」
という行動が一番有益な情報を得られる方法です。
そこからその専門書で得た情報を実践してみるというところまで行けると最高です!
この「ちょっとひと手間」というほんの少しの行動すら起こせないようになってしまう原因としてはっきりと言えることが「テレビで情報を得る」ことです。
チャンネルを回せばいいだけで非常に楽なので、これになれてしまうと色々なことをすべてテレビで済ませようとしてしまいます。
テレビの中で芸能人たちが温泉旅行をして「あ~💛気持ちいい~♡」とやってくれるので、まるで自分が旅行に行った気になるのでそれを見て満足します。
テレビの中で芸能人たちが楽しいゲームに挑戦するのを見てまるで自分もやった気になり、それで満足します。
商店街の美味しい食べ物屋さんを芸能人が食べ歩く、いわゆる「食レポ」なんてまさに「見ている人にも美味しさが伝わるように」ということで作られているテレビ番組です。
自分は家にて画面を見ているだけでも、
吉田類さんが小洒落た飲み屋に行って美味しいお酒と料理を食べておかみさんと楽しくおしゃべりしてくれるので、
それだけで満足!という気分になります。
そして、ダイエットや運動もこれと同じになります。
芸能人が一念発起してダイエット。
そしてスタジオでビフォーアフターを披露して「うわ~すご~い!」「別人じゃないですか~!」「ほんっっっとにキレイになりましたね~♡」と
賞賛の嵐を受けます。
見ているあなたもまるで自分が痩せたかのような嬉しさを感じてしまいます。
最近では医者がテレビで健康情報について語る番組も多く、その都度(毎回似たようなものですが)話くれることに「なるほど」と、勉強になったような感覚を得ます。
でも、そこで終わりです。そこから「自分もやろう」とはなりません。
これは「テレビだから」だと断言できます。
「楽だから手軽にテレビで済ませる」という癖がついてしまった影響によるものです。
テレビで、運動や健康、ダイエット関連の番組をよく見るのになかなか自分ではやらないということはないでしょうか?
当てはまっていたら「テレビで済ませる癖」がついています。
なんとかその癖を治しましょう!
そうじゃないと「一生自分では行動できない人」になってしまいます。