糖質摂取のベストタイミングとは「運動中」または「運動直前」なわけですが、糖質を固形物、いわゆる「食べ物」という形式で摂取すると「消化」という作業が必要になるため、なかなか摂取した糖質を運動で消費することが難しく、それによって「太る」というサイクルに陥ってしまうことが多いです。
では、どんな食べ物をどんなタイミングで食べるのが良いかという話になります。
これはまた別の機会に書いていくとして、運動中まはた直前に便利に糖質を摂取できるものとは、ずばりチューブタイプのドリンクや、半分ゼリー状になっている絵ベルギードリンクです。
森永製菓が製造している「ウィダーインゼリー」は非常に有名です。約45gの糖質を素早く補給できるのでトレーニング時には非常に良い「飲み物」だと言えます。
問題なのは、運動をしないにもかかわらずパッケージのイメージだけで買ってしまい、それを飲むという行為です。それは太る摂取の仕方です。
トレーニング実践者には非常に便利なエナジーゼリーですが、此方にとっての問題は値段です。手軽で便利、ということになると必然的に値段は高くなってしまいます。
ウィダーインシリーズは一つでなんと210円もします。
毎回のトレーニングにこれを買うと結構な金額になります。
だからこそ安く済むように色々と工夫するのでトレーナーにはどんどんと生活の知恵のような「お金のかからない方法」が身についてきます。
その一つとして「激安系のスーパーマーケット」の商品が挙げられます。
コンビニや駅前の大型スーパーで買うよりもかなり安い値段で、成分的には変わらない商品が買えます。
例えばウィダーインとほとんと同じ物として↓のものがあります。
イオン系列の激安スーパーの「まいばすけっと」で売られていたエナジーゼリーです。
こちらはなんと95円!ウィダーの半額以下です。
含まれている糖質もウィダーと変わりありません。
これならちょくちょく買えるじゃないか!
と嬉しくなりますが、やはり「安かろう悪かろう」という言葉が当てはまります。
よ~くパッケージを読み込んでいくとちょっと怖い一文があります。
果糖ブドウ糖液糖(ブドウ糖果糖液糖と書いたりもします)というものは調べれば調べるほど「身体に悪い糖質」で、こんなのを摂取するなら運動中じゃないと危険だ!というくらいのものです。
かと言って避けるのはほぼ不可能。
もはやありとあらゆる加工食品やジュースに入ってしまっています。
お菓子やドリンク類を買う時にぜひチェックしてみましょう。「果糖ブドウ糖液糖」という言葉です。
私が注目したのは「遺伝子組み換え不分別」という一文です。
遺伝子組み換え食品についての問題はかなり有名ですし、買い物をする主婦の方でも気にしてなるべく選ばないようにしているという人も多いでしょう。
もうすぐ国会で承認されるであろうTPPでも、アメリカから
遺伝子組み換えや農薬の大量使用によって製造された野菜や穀類、それらを原料にした食品や、そういったものから作られた飼料で育てられた家畜の肉が大量に日本に入ってくることの危険性を訴える声もあります。
このゼリーのパッケージは警告しているだけまだましだともいえるでしょう。
「遺伝子組み換えトウモロコシが入っているかもしれません」
「そしてそれを食べることであなたの身体に何か影響がでるかもしれません」
「それを理解してた上でこのゼリーを食べてね」
と、3枚目の写真の短い一文は言っているように感じました。
安いのは安くできる理由があるから。
それを理解しないといけませんね。