もはや説明する必要もなくなったと思われる「ライザップ」が監修する食品がコンビニチェーン「ファミリーマート」で発売されているということで、どういったものなのかが非常に気になり、試しに2つ商品を買ってみました。
ユーチューバ―の中には監修食品のすべてを購入し、そのすべてを解説しているという人もいます。
中には「こんなものは全然ダイエット食品ではない!」と主張している人もいます。
では、私が買ったものを見ていきましょう。
まずはコチラ
ブランパンですね。同様の商品はローソンでも既に販売されています。
次にコチラ
カスタードプリンです。
この他にも色々な食品がありますが、勘のいい人ならこの時点で「値段が高い」という点が気になったかと思います。
確かに、本当に「高い」です。
写真の2つだけで¥278です。おにぎり二つとゆで卵1つで同じくらいの金額ですからそちら方が量があっていいのではないかと思ってしまいました。
次に気になるのが量の少なさです。
写真が大きくなっていますが、パンもプリンも手のひらに収まるくらいのサイズです。プリンはまだしもパンは本当に小さい!
そしてプリンは容器の半分ほどの量しかありません・・・・。
これは少なすぎです・・・・・。
高さにして1㎝~1.5㎝くらいではないでしょうか。
「糖質制限と筋トレでダイエットをさせる会社」であるライザップの監修商品ですから商品の「糖質の量」や「材料成分」などに注目するべきなのですが、実際にコンビニに行ってその商品を目にすると、「量の少なさ」+「値段の高さ」がどうしても気になってしまいました。
しかし、この点に文句をつけても仕方がない、という面もあります。糖質(この場合は砂糖や人工甘味料)を少なくするということは、それだけその食品は「美味しくない」ということになります。ですが、そこにいかに甘みを付けられるかというのは技術的に難しいことは確かですので、その分料金的には高くしなければならないでしょう。
下に載せた原材料の写真を見てもらうとわかりますが、「食べても太らない糖分」として注目されている「希少糖」の1種である「エリスリトール」という甘味料を使っているようです。
文字通り「希少」なわけですから仕入れにはコストがかかっているでしょう。
金額&量的には個人としては疑問を感じますが、コンビニというところで販売する以上、「どのくらいの金額で販売するのが良いのか」ということは絶対に企業側は考えているはずなので、販売する側もギリギリの値段で勝負をしているのではないかと思います。
では原材料を見ていきましょう。
わけのわからない化学物質などの表記はなく、食べ物としてはまともです。厳しく言えば「普通のパン」です。
糖質:タンパク質:脂質の割合についてですが、ユーチューバ―のなかには「糖質が多い!」「身体を太らせて大きくしたい人なら食べてもいいけどダイエットしたい人は食べちゃダメ!」という人もいました。
パンとしての割合的には普通ですし、「他のパンを買うよりこちらの方が”糖質が少なめ”ですよ」という主旨のパンですから私としては「まあ、いいんじゃないの」という印象です。
こちらはプリンの原材料です。
こちらもごちゃごちゃとしたわけのわからない物質の名前がズラズラと並ぶことが無く、シンプルに作られていることがわかります。
糖質も10gと少ないですね。ですがこちらも「普通のプリン」と言えばそれまでです。
低糖質ということに間違いないのですが、その他の従来のパン・スイーツに「糖質が過剰に使われている」ということでもあると感じました。
ライザップ監修のコンビニ食品は良くも悪くも「普通の食べ物」だという印象です。