スポーツジムで働くトレーナーblog

フィットネスクラブでパーソナルトレーニングをしているトレーナーです。トレーニング関連の話、フィットネス業界の話、健康関連の情報・ニュースなどについて書いています。

年末年始こそ、ジムに行って「ロイヤルカスタマ―」を退会しましょう。

今日で仕事納めという人も多いかと思います。

日本の各省庁は「御用納め」というちょっと権威的な表現を使うようですが、こちらも仕事納めと同じ意味だそうです。

 

もっとも、大手百貨店や電気店、飲食業(特にファストフード店)などは年末年始こそ力を入れて販売する業界ですから仕事納めなんて概念はないでしょう。

警察、医療関係者、交通機関などで働く人も同様です。

フィットネス業界に関しても、年末年始の概念というのはあまり無い方です。24時間型の小型ジムも増えてきていますが、もちろんそういった店舗は休みません。(スタッフ無しの無人状態で営業)

大手のフィットネスクラブでも30日、31日という「年末」は休みますが、多くのクラブが3日から営業を始めます。

元日から営業するという大手クラブもあります。

正月出勤するスタッフのことを考えて、施設利用に別料金徴収する「特別営業」という形でほとんど休みなくお店を開ける店舗も本当に多くあります。

 

マラソンをしたり、デパートの初売りで買い物をしたり、富士登山をしたりと、アクティブに過ごす人はいいのですが、

年末年始はどうしても家でゴロゴロしてしまいがちですし、かつてはそれなりに面白かったテレビもつまらなくなりました(お笑い番組と討論番組だけ)から、そんなものを見ているよりは正月から身体を動かしに行くものいいものだと思います。

どうせテレビを見るならジムのバイクでも漕ぎながら見た方が運動になって一石二鳥でしょう。

年が明けてから心機一転で「よし!頑張るぞ!」とフィットネスクラブに入会をする人も増えるのが毎年1月のフィットネス業界で見られる動きです。

 

この一年で、定期的にジムに通って「運動の継続」というものが出来た人たちにとって年末年始というのはいわば「ご褒美期間」のようなものです。

年末年始くらいトレーニングを休んでもいいじゃないでしょうか。

 

「行こう行こう」と思いながらも足が向かず、毎月の会費だけ払い続けてしまったという人(クラブ側からすればある意味ロイヤルカスタマーですが)も多いと思いますが、年末年始というのはそういった人たちにとっても「ご褒美」なのです。

「時間が出来た時・ある時に行こうと思っているのになかなか時間が取れない」というのが多くの人がジムに来ない理由ですから、その「時間がある時」「時間ができる時」というのがついにやってくるのが年末年始です。

 

1年間よく待ちましたね!頑張りました!「時間ある時」になりますよ!

 

このタイミングを逃してしまうと、次の「時間がある時」は恐らくまた1年後の年末年始になってしまうでしょう。ですからここでなんとしてもジムへ行くべきです。

「いつか」という日(時)というのは自分から作り出さない限り「絶対にやってこない」のです。

 

幽霊会員というロイヤルカスタマーはもう退会しましょう。新規に入会する人と同じような気持ちでジムに来ましょう。

そして利用回数を増やして、施設側からすると「最も客単価が安い利用客」になってください。