昨日1月3日より、自分自身の筋トレを再開したのでいわゆる「ジム始め」でした。日本中の多くのフィットネスクラブは3日より通常営業を始めるため、利用者は非常に多く、施設内はどこも混み合うのが一般的です。
その最大の理由は「普段来ない人がジムに来る」ということにあります。
普段からクラブを利用し、ジムや施設利用としている人からすると、30日~翌年1月2日までの4日というのは「身体を動かさないことによるストレス」というものが溜まってくる日数なので、3日に通常営業開始となると「待ってました!」とばかりに施設に人が集まってくるのですが、
そこに「普段ほとんどジム利用をしない人達」が「ゆっくり休み時間がある正月くらい運動でもしてくるか」ということで、施設利用に訪れるわけです。
「いつも来る人」と「普段は来ない人」が一緒になると、「こんなに会員数がいたんだ!」と驚くくらいジムエリアが混雑します。
こういった時にまず感じることは「肉体格差」です。
定期的に運動に来ているか、来ていないかによってここまで人の身体は変わるのか?と思えるくらいの「ものすごい差」があります。
普段ほとんど運動しない人の身体というのはまるで「進撃の巨人」に出てくる巨人たちのような、「だらしない」と言わざるを得ない身体をしています。
まずお腹回りが非常に大きく張り出しています。
そして反対に、腕と脚が非常に細いのです。
そういった人たちが、日常的的にジムに来ている人の身体を見た時の反応はとても興味深いもので、一瞬ですが、まさに「肉体格差にショックを受けた」という表情をします。
「うわ~凄い身体してんな~」
「すごい筋肉だな~」
「あんな重いダンベルを使ってるのか!?」
など、実際にこういった言葉は出てこないにしても、心の声というのは面白いほど表情に出ているものだということがわかります。
そして「健康格差」は肌ツヤや表情にくっきりと表れます。
この背景に考えられるのはやはり「普段の食べ物の違い」や「サプリメントの摂取量の差」というものになるでしょう。
トレーニー(トレーニングを定期的に行っている人)の多くはプロテインを基本として、マルチビタミンやコラーゲン、BCAA、クレアチンなどといったサプリメントを、普通に生活費している人たちの数倍は摂取しています。
外食やファストフード店の利用は基本的にしない、または利用したとしても商品を選んで食べるようにしていますので、自分の体内に取り入れているものが違います。
日常的な単位で見れば非常に細かいものなのですが、長い年月をかけてこういった「ちょっとの違い」というものが、「肉体格差・健康格差」として現れます。
バブル期を経験し
高級レストランで高カロリーなものを好きなだけ食べ、
お姉ちゃんを侍らせながら糖分たっぷりのシャンパンを何本も開け
「朝まで飲みながらディスコで踊った」などという
「バカ丸出しの行為」を「凄いことをしている」かのように誇らしげに語っていた世代の人の身体というのはやはり「そんなカラダ」をしています。
その差がくっきりと明確になった2017年が始まります。