スポーツジムで働くトレーナーblog

フィットネスクラブでパーソナルトレーニングをしているトレーナーです。トレーニング関連の話、フィットネス業界の話、健康関連の情報・ニュースなどについて書いています。

スクワットをするまでに確認しておくと良いこと

「キングオブエクササイズ」と呼ばれるスクワットというトレーニングですが、ダイエットに関する記事やテレビの健康情報などでも頻繁に紹介されます。

matome.naver.jp

丁度このようなものですね。

ほんとうに、「よく見る記事」「何度も目にする記事」ですね。

これと同様に「体幹トレーニング」というのも「ぽっこりお腹を引き締める!」というようなテーマで、ダイエット法の一つのようにして取り上げられることが多いかと思います。

 

なんでもかんでもスクワットすればいいのか?と思うかもしれませんが、

「はい。そうです。」と言っても差し支えないものなのです。

 

「痩せたいんだけど」

「健康になりたいんだけど」

「筋力強化したいんだけど」

などの質問に対して

「取り敢えずこれをやってください」といって一つ挙げるとするとスクワットが最も有効なエクササイズです。

 

ですが、「スクワットをすること」がいかに有効だとしても、「その前段階にいる人」というのも非常にたくさんいると私は感じています。

もちろん細かいことを考えずに「取り敢えず形だけでも」ということでスクワットを実践することは良いことであり、どんどんやるべきです。

 

同時に以下に挙げる点を考慮しておくと、自分がスクワットをやってよい段階なのか、実はその前の段階にいるのか、がわかります。

 

ポイントは「足(足の指)のグリップ力」と「骨盤の動き」です。

体幹という言葉が本当に浸透して、バランスを取る力=体幹 という認識が定着している感がありますが、人体が直接的に地面を接しているポイントは足です。

その足+足の指で地面をしっかり踏みつけるor地面をグリップするということができていないと、その時点でバランスを取ることが難しくなります。

 

まず、自分の足を見て見ましょう。

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このような偏平足になっていないでしょうか?

こうなっていたら足の指の筋力の低下が疑われます。

足の指でギュッと握りこぶしを作ることができるでしょうか?偏平足の人は思ったほど足指が曲げられないと思います。

 

それに関連して、次のチェック項目です。

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この様な「片足立ち」ができるでしょうか?このイラストは両腕を広げていますが、これだと手でバランスを取ってしまうことになるので、できれば両腕は体側につけてチェックするといいです。

足の指の筋力が無い、ということだとこの姿勢のキープができない可能性が高いです。

 

そして骨盤です。専門用語で「前傾」と言いますが、

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この様にお尻を上げて腰の反りを作ることができるか、という点です。

これを調べる良い方法は「あぐら」です。(以前にも同様の記事を書きましたが)

あぐらをかいたときに「両膝がぺたんと床につく」か「床につくくらいの低さまで膝が落とせる」ということなら大丈夫です。

 

しかし

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このイラストの通り、あぐらをかいてみると膝がぴょこっと上がってくる+手で押し込んでも頑固なまでに上がってきてしまう、という状態の人は多いのです。

 

この3点を自分で調べてみましょう。

全部できるならばスクワットをやってもいい段階だと言えます。

繰り返しますが、問題があってもスクワットをやることに意味はありますので、どんな人でもどんどんやるべきです。

 

 

イラストや画像はネットからお借りしました。