滞り気味のブログ更新と内容が薄めになっているここ数週間ですが、本当に申し訳なく思います。
さて、自己啓発本、特に海外(主にアメリカ)の企業コンサルタントや大学教授が書いた「あなたの人生を変える〇〇」という系統の本はよくありますが、そういった本の中でフィットネスや運動、ダイエットと言ったものが良く引用されます。
この「スライトエッヂ」という自己啓発本でもその引用が何度も登場します。この本自体は「確かにその通り」だと思わせてくれる良い本だと思いますし、フィットネスクラブに入会しているのになかなか行くことができない人に読んで欲しい本だと思います。
スライトエッヂというのは「わずかな差」、英単語でそのまま考え得るなら「少しだけ利かせるエッヂ」ということになります。
そのわずかな差を毎日のように繰り返していったとすると、何もしないで(何も変化なしで)日々を送ることとでは、結果的に大きな差が付くということです。
例えば仕事を終えて自宅に帰り、ビールでも飲みながらテレビ(現代では動画ですが)を見て過ごす時間から「10分間だけ、英語の単語帳を読む」ということを毎日繰り返したとすると、それを1週間もやればかなりの英単語を覚えられるようになるでしょう。
ダラダラしてしまう時間から「ほんの少しだけ」時間を削り、その時間分で10ページだけ本を読んだとしたら、そしてそれを1週間、10日、毎日と続けたとしたら、かなりの量の本を読むことができるはずです。
このブログも(今は飛び飛びですが)、ついテレビを見てしまうとかyoutubeを見てしまう時間を「ブログを書く時間」に置き換えているので、振り返ってみるとほぼ毎日といって差し支えないほどの記事の量になりました。
ほんの少しの努力、ほんの少しの時間でできること、そしてそれを積み重ねることで後々それらが大きな変化(差)として現れてくる、そしてそれは良いことだけでなく悪いことも同様だ、というのがスライトエッヂという本の主旨です。
運動やトレーニングというのも、まさにスライトエッヂの連続です。
10分の有酸素運動を毎日やったとしたら、またはやらなかったとしたら、
それが積もり積もって健康な人と、不健康な人の身体の状態に大きな差がつくはずです。
筋トレにしても同様です。
毎日でなくても、最低週1回はジムに来て筋肉に刺激を入れる、ということを続ける人と続けない人(やらない人)では、1年後、5年後、10年後でどれほどの筋力格差や体力格差が付くかということが頭で想像するだけでも簡単でしょう。
誰にでも簡単にできる。
簡単にできるからこそ「また今度でいいや」「また後ででいいや」と思ってやらない人が多いことがスライトエッヂなのだそうです。
これってフィットネスクラブに来るか来ないかと全く同じことだと思いませんか?