ここ数日、フィットネス業界でのパーソナルトレーニングというものの仕組みについて、そのねずみ講ぶりを書きましたので、今度はスタジオプログラムのねずみ講ぶり、スタジオインストラクターの置かれている状況などについて書いていきます。
フィットネスクラブにおけるパーソナルトレーニングというサービス以上に、スタジオプログラムというものも、そのほとんどがねずみ講です。
エアロビクス(エアロビックダンス)に始まったスタジオプログラムは今や何種類あるのかもわからないほど数多くのプログラムが存在しています。
格闘技系の動きをするもの
マットに座って行うリラクゼーション系のもの
ダンス系のプログラムのもの
という3つがその主な形式ですが、なかには「スタジオの中でみんなでエアロバイクを漕ぐ」というものや「トランポリンに乗り続ける」とか「カウボーイの投げ縄の動きを取り入れたダンス」などというものもあり、何が何だかわからなくなっています。
そしてそのほぼすべてのプログラムが
・認定を受ける
・1レッスンあたり約3000円のフィー(給料)
・毎年~数年に1度の更新が必要
という形式です。
つまり、スタジオプログラムのインストラクターになりたい!と思い、何かのプログラムをスタジオでできるようになるためにはそのレッスンのための養成を受ける必要がありるということです。
ここまでは納得ですが、当然1種類のレッスンしかできませんということでは、仕事が少ないですから、複数種類のレッスンが持てるようにならないとだめです。
違ったレッスンをするためには「また、再度」そのレッスンのための認定を受ける必要があります。毎回毎回、そのたびに(もちろん!)お金を払ってレッスンの認定を受けなくてはなりません。
協会やフィットネス会社、スタジオプログラムを作成する会社というものが毎年のように新しいプログラムを作り出し、それを目玉商品として売り出すわけですから、インストラクター達は自分のレッスンに多くの人が集まるように、新規のプログラムを積極的に習いに行かなくてはなりません。
本当にエンドレスです。
エアロビクスの認定を受けてエアロをやり始め、慣れてきたところで格闘技系プログラムが売り出されるので、その認定を受けます。
今度は「ズンバ」に代表されるダンス系プログラムが人気を集めると、フィットネス業界は「次はこれが人気のレッスンだ!」と言わんばかりに宣伝するので、集客を増やしたいインストラクターは、今度はその認定を受けに行きます。
そして今度はヨガだ!今度はトランポリンだ!今度は、、、、
というサイクルで認定料を払い続けることになります。
そしてそこには、認定をする側のベテランインストラクターたちが検定官として収入を得ている(搾取している)というねずみ講ポイントや、更新料の支払い義務というねずみ講ポイントが数多く存在しています。
明日はその点についてです。
ちょっと宣伝を
私がよく利用する高品質&低価格プロテインです。
[http://:title]
こちらも低価格でおススメです。
[http://:title]