やることが多く帰宅が遅くなり、更新が飛び飛びになってしまっています。
前回の続き、フィットネス業界に根付いているねずみ講システムのスタジオプログラム編について書いていきます。
スタジオプログラムのほとんどが
研修を受け、認定を受け、さらに更新をしなくてはいけない
というシステムでできており、そこにしっかりと料金がかかるというのがねずみ講なわけですが、それに関与するベテランインストラクターたちもそのシステム(ねずみ講)を稼働させている一翼を担っています。
もちろん、真面目で良心的で良識、常識のある先生方も多くいらっしゃいますが、「やり方が露骨だな~」と感じざるを得ない先生方も多くいるということも事実です。
私はこのねずみ講システムとそれにかかわるベテランインストラクターによって、スタジオプログラムのインストラクターという仕事に年齢の若い人が入ってくることが出来ず、インストラクター達の高齢化や世代交代が出来てないといった問題が起きていると思っています。
まだ具体的な「問題」として顕在化はしてないのですが、現代の日本社会と同様に「高齢化」は何かしら形式で影響を及ぼしてくることは確実です。
ベテランインストラクター達の問題というのは引退しないこと(できないとも言えますが)、そして彼らの多くがスタジオプログラムの検定官となって、研修・認定・更新というねずみ講システムに関わり続けていることです。
インストラクターの仕事というのは決して高い給料がもらえるものではありません。それにもかかわらず、その仕事をしていくためにライセンスの更新が必要で、そこにかなりのお金がかかるということが若い人がなかなかインストラクターという仕事をやることができない原因になっています。
エアロビクスに代表されるスタジオプログラムはそのレッスンを行うための更新料として結構な金額を支払う必要があります。
「バレトン」というプログラムはなんと約8万円の更新料です。
電車を乗り継ぎ、全国各地のフィットネスクラブを回ってレッスンをして稼いできた給料を
まるで「はいお疲れさでした~。こっちに払ってね♡」と言わんばかりにごっそり持っていかれるようなものです。
フィットネスクラブに行ったことがある、または現在も通っているという人ならすぐに想像ができますが、スタジオプログラムのインストラクターというのは40代~50代の女性であることが大半です。
10代後半~25歳くらいの若くてキャピキャピ感あふれるような女性インストラクターなんてほとんど目にすることはありません。
ただでさえ給料の少ないインストラクターという仕事でキャリアを重ね、自らの収入を上げていくためには「インストラクターを養成する側の立場」に身を置き、いわゆる学校の先生として授業料を徴収するという形式に頼らざるを得ないのです。
業界的に、そして仕事の種類として仕方がないことではありますが、
検定官を勤める人というのはそのねずみ講システムに敏感なため、なにか新しいプログラムが開発されると、すぐにそのプログラムを受講し、誰よりも早くそのプログラムの検定官として養成する側の立ち位置をゲットします。
そうすればもうこっちのもので、検定官としてそのプログラムをやりたいと思うインストラクターから養成料金とライセンスの更新料金をもらえるようになります。
そんな美味しい立ち位置を離れる必要ありませんよね?
フィットネスインストラクター関連の雑誌・業界紙を見ると、ずっと同じ人物(先生)がセミナー講師、養成コースの先生として登場し続けています。
これがねずみ講でなくて、なんと呼ぶのでしょうか?
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