8月に入り、一気に涼しくなっています。
連日雨がまるで梅雨のように鬱陶しいですが、30度越えの暑さよりは歓迎しています。
さて、8月の頭に早めの夏休みをいただき、韓国の釜山へ行ってきました。
釜山は港町で日本で言えば横浜と大阪を合わせたような街だ、と職場にいる韓国出身のスタッフが教えてくれたのですが、まさにそんな印象でした。
今回の旅行では宿代を思いっきり安くしてみよう!ということで
初めてゲストハウスというものに宿泊してみました。その点だけでも色々と書くことができますが、割愛して、このブログで扱える材料として以下の写真をご覧ください。
かわいいですね!この子たちはそのゲストハウスで飼われている猫です。
すっかり人間慣れしているため、旅行者が入れ替わりに施設を訪れても怖がりません。
見てわかりますが、完全にメタボです。
猫なのでかわいいから許されるのですが、人間であったらそれどころではないですね。糖尿病の危険性大!今すぐ食事の改善と定期的な運動が必要な状態です。
この猫ちゃんたちを見て、人間がメタボ化する条件と見事に同じ状況にあるのだと私は思いました。言い換えれば、人も含めた動物が太る(肥える)ための一定条件、環境というものがあるということですね。
その条件とは以下のようになります。
・外敵がいないこと(身の安全の保障)
・定期的な食事供給
・狭い活動範囲
この猫ちゃんたちは子猫のころからそのゲストハウスの中でくらいしていてほとんど外に出たことが無いそうです。
そしてお腹がすた時に「にゃー」と泣けば、職員が栄養価の高い食事を出してくれます。それも満腹になるまで食べることができます。
ゲストハウス内で生活するわけですから身体活動の量、つまり運動量は外で暮らす野良猫よりかなり低い状態にあります。
人に置き換えて考えてみましょう。
命が危険にさらされる可能性が極めて低い、会社と自宅の往復の生活、食べたいものが簡単に手に入りお腹いっぱいでもう食べられなくなるまで食べられる。
現代の日本はまさにそんな状況にありますよね。
それではこの猫ちゃんたちのようにそこに暮らす人間がメタボ化していくのは必然的なことです。
スタイルの良かった芸能人や人気歌手でもピークを過ぎ、個人的に十分な資産を築き上げてしまうと、途端に体系が劣化します。(浜崎あゆみとか)
食事と運動というのは良いスタイルの維持や健康維持のために必要なことは当たり前ですが、「みっともない姿を人に見せられない!」という緊張感がある状態を維持することも健康とスタイルキープには重要です。
自分の身を危険にさらせ!とまでは行かなくとも、社会とのつながりを持ってある程度の緊張感を自分に与える習慣も必要ですね。