ブロガーのちきりんさんとプロゲーマー梅原大悟さんの対談本が非常に面白く、ネット検索をしたらその本に関しての二人のトークイベントの様子が動画として残っており、そちらも非常に面白い内容でした。
イベントの最後に行われた質問コーナーでちきりんさんが
「日本は人生をあきらめた人にとってはパラダイス」と言っており、まさにその通りだと思いました。
ちきりんさんによると、日本という国は今後人口減少によって豊かでありながらも衰退の道を辿っていくのだそうです。
だから、未来のある若い世代の人たちは海外へ出たほうが良いということでした。
この構図はフィットネスクラブという施設の中に縮図として表れています。
会員自体も全体的に高齢者、リタイアして余生を過ごしている人というのが大半です。
また、フィットネスクラブというところに長年勤務しているスタッフ(正規非正規問わず)というのは大半が「人生をあきらめた人」です。店長やチーフなどの店舗管理者の役所jについている人ほど、何の生きがいもなく、ただ定時から定時までの時間をその場で過ごすだけの生活をしています。
方や、現場のスタッフとなると、トレーニング好きでそれを仕事にしたいとか将来的なことを考えているスタッフが出てきますが、そんなスタッフも数名といったところです。残念なことにそういったやる気のあるスタッフは遅かれ早かれ辞めていきます。
正社員でもバイトでも
人生の目標が特にないとか、
今のままの生活でこのままずーっと過ごしていけばいいというまさに「あきらめている人」が残る職場というのがフィットネスクラブです。
ですから、彼らはフィットネスクラブというところに勤務する身にありながら、自らフィットネスというものを実践しません。ダンベル、バーベルなんて絶対に持たないし、ストレッチもウォーキングすらもしません。
そのくせ気の合うスタッフ同士でしょっちゅう飲みに出かけていき、一定の周期で体を壊しています。
すでにフィットネスクラブの会員だという人でも、フロントスタッフのやる気のない対応ぶりにあきれているという人も多いのではないでしょうか。