明日に続けます、言いながら投稿をしなかったことをお詫びいたします。
前回の記事の続きを書いていきます。
私が実際にそうだったのですが、強烈な不安感(もう手遅れだという絶望感)に襲われ、
「もしかしてうつ病か?」と考えた人や医者からの診断を受けた人というのはどうにかこうにかしてその症状を緩和させようとします。
(私の場合はとにかく収入を増やさなきゃ!という強迫観念に駆られてアルバイトに応募したりもしました)
そしてついやってしまうのがネット検索による解決法の検索です。
自分でもネットに出回っている情報にロクなものは無い、と知りながらもやってしまいます。そのくらい「何とかしたい!」と思う独特の辛さなんですね。
そこでヒットする数々のうつに有効とされるエクササイズは事実上全く効果なしだということは前回書きました。
では、何が有効だったのかというと、とにかく「話すこと」でした。
自分の周囲にいる人や友人たちにとにかく色々と話すことが「ああ、まだ道はある。大丈夫だ」と思わせてくれる方法でした。(自分にとっては)
恥ずかしいとか、気まずいなどという余裕は正直ありませんでしたから普段は全く連絡などしない人にも連絡を取ったりして、LINEや電話や直に会ってなど、様々な方法を取りました。
当然、あきれる人もいましたし、その相談をきっかけに逆に疎遠になってしまい、友人としての関係が終わってしまった人もいます。
でも自分はそれでもよかったと思いました。
(元々友達も少なく、学生時代にサッカーなどチームスポーツをしていたわけではないので、そういった「部活の仲間」と呼べるような友人もいませんが)
本当の友人が誰なのか分かった、などというくさーいものではなく、うわべだけの付き合いで適当な会話をしていればいい人と、ちゃんと親切に話を聞いてくれる人の区別がつくようになったということです。
そして自分を磨く努力をしていて「中身がある人」とそうでない人の区別もつきました。
中身のない人に相談をしてほんとーーーに、なんにもなりません!
人生の中で特に失敗したこともなければ、大きなショックを受けるような経験もない、何かにチャレンジしたことなければ今後するつもりもない人や
普段から何も考えていない人、何事にも興味がない人に相談をしても効果はゼロです。
だってその人自身がゼロなんですからね。
まずは医者ではなく、身近にいる人に自分の心境を聞いてもらいましょう。
そして聞いてもらう人はできるだけ中身のある人を選びます。これは自分のセンスに頼るしかないのでいわばギャンブルになってしまいますが、朝日を浴びるだの軽めのジョギングをするだのというよりはよほど有効です。