フィットネスクラブで働くトレーナーblog

フィットネスクラブでパーソナルトレーニングをしているトレーナーです。トレーニング関連の話、フィットネス業界の話、健康関連の情報・ニュースなどについて書いています。

キャリアチェンジの機会を見誤ると、、、

ここ何回か、パーソナルトレーナーという仕事の今後やキャリア形成などについて、これまでの経緯も踏まえてお話をしていますが、今回も同様のテーマについて考えていきます。

 

パーソナルトレーナーまたはスタジオインストラクターとしてキャリアを重ねていくと、どうなるのかと考えても、実は「これだ」という具体例がなかなか見えてこないというか、「こんなパターンがあるのか」と思えるような実例を体現している人がほとんどいないというのが現状なのです。

 

約10年ほど前にはパーソナルトレーナーとして人気を集め、非常に多くの顧客を獲得し月間のトレーニング指導数200件、月収100万弱~それ以上の収入を得ていたトレーナーがいました。私の知る限りの範囲で、ですから広い視点で見れば同じような状況にあるトレーナーは他にもいたと思います。(現在もいるかもしれません)

 

当時はFacebookやインスタグラムがありませんでしたから情報発信(というか私生活自慢)に使われていたのはブログがメインだったわけですが、その当時のそのトレーナーの羽振りの良さは半端ではありませんでした。

フェラーリを購入して乗り回し、DIESEL(ディーゼル)という結構値段が高めのブランドのシャツやパンツを着こなして「今度の新作はうんぬんかんぬん」などと意見を書きながら、そういったシーンの写真を立て続けに投稿し続けていました。

 

しかし、当然ですがそんな状況がずっと続いていくわけではありません。

そのトレーナーが調子に乗ってオーガニックで低糖質な料理を提供する喫茶店を作ろうとして失敗した、という経緯もありますが、時の流れとともに顧客数も徐々に減少していきました。

とはいっても、まったく売り上げが上げられないトレーナーよりも高い売り上げを今でも継続していますが、全盛期のそれとは比べ物にならないほどの落ち込みぶりです。

 

フェラーリ写真から一転して「今渋谷で、これから移動です」という一言を駅のホームから撮った電車写真と共にインスタに挙げていたり、

コンビニのコーヒーメーカーについて同様の写真+一言をアップしていたりと、正直「イタい」のです。

 

約10年前の当時、そのトレーナーは30代後半~40というほどの年齢でしたから現在は50歳前後という計算になります。さすがに転職をするにも年齢的には厳しいものがありますから「キャリアアップ」としての転職は事実上不可能です。

仕事の内容、賃金共にキャリダウンする意味での転職は可能でしょうが、良くも悪くも「今の仕事を続けていくしかない」という状態に追い込まれてしまっていることになります。

 

パーソナルトレーナーバブルと呼んで差し支えない現状がありますが、さて10年後または5年後にはどうなっているのか、パーソナルトレーナーたちは真剣に考えるべきです。