約3年、または5年くらいスルーにしていたフィットネス業界最大の展示会「SPORTEC」に
今年はなんとなく行ってみようかな?という気になったので会場は足を運んでみました。
12/1〜3で開催され、私が行ってきたのは最終日の12/3です。ちょうど1週間ということですが、そのくらいしてから「とりあえずブログに書いておくか」と思えるくらいの内容だったということです。
ひとまず、会場の様子とそこで受けた印象からです。
会場に行ってみると、まずその広さに驚きました。というのもスポルテックは毎年の回を重ねるごとに規模が縮小され、会場である東京ビッグサイトの中でも一番小さいと思われるスペースで開催されていたこともあったくらいです。
ですから、コロナ禍を経てのこの規模でのイベントとは!と、業界の回復を思わせられました。
が!
写真を見てもわかる通り、来場者が明らかに少ないです。
能天気で短絡的で何も考えていないフィットネス業界人たちのSNSには、会場は盛り上がってました!とか、多くの人が詰めかけていました!などのセリフが、やはり馬鹿の一つ覚えのような集合写真と共にアップされていますが、実際の空気感はそれとは真逆です。
平日の昼間に開催という、普通に仕事してる人なら行けるわけもない日程での開催ということもあるのでしょうが、まあ寂しい会場でした。
今回のスポルテックについて私なりのテーマを挙げるとするなら、「マニア追求」です。
たとえばこのマシンや
あるいはコレ
そしてこちらは寝そべってバーベルロウができるベンチです。
これらを見て、一般の人達や運動初心者に使いやすい器具だとは思えないです。
筋トレをしている人、同業者、ビルダーやフィジーカーなど、完全に「筋トレ好きな男」をターゲットにしたものばかりです。
どんなに改良を加えたとしてもチェストプレスはチェストプレスだし、パワーラックはパワーラックです。
既に筋トレを実践してる人ならメーカーによるマシンの違いや、良し悪しがわかるものですが、そこへの訴求ばかりで何も目新しさがありません。
製品によっては昔ながらのマシンが今年もまたか…という感じで出展されていたり、サプリメントも大半がプロテインの紹介でした。
盛大なイベントのようで、その中身は狭い方狭い方へと進んでいるという印象でした。
次回はもう少しスポルテックについて書きます。