フィットネスクラブで働くトレーナーblog

フィットネスクラブでパーソナルトレーニングをしているトレーナーです。トレーニング関連の話、フィットネス業界の話、健康関連の情報・ニュースなどについて書いています。

カロリーメイトを「1回の食事」と考える?

私から考えると「恐ろしいこと」なのですが、カロリーメイトというお菓子を、「栄養バランスの取れた食べ物」として計算し、1回の食事として考えている人が、意外と多いようです。

 

カロリーメイトのパッケージの裏を見てみると、確かに色々なビタミンや栄養素が含まれていますが、それでもやはり糖質たっぷりのお菓子に変わりないことは確かです。特に運動や目立った身体活動をするわけでもなく食べたら太ります。

 

そしてカロリーメイトという名前だけあって、カロリーが高いです。

1本で100㌔カロリー。一箱たった4本で400㌔カロリーもあります!

4本でお茶碗2杯分、他にはちょっとした肉料理一品分くらいのカロリーがあります。

 

そしてそれが消化吸収の速い加工食品(砂糖と小麦粉の粉を固めたもの)になっているわけなので、GI値が非常に高いです。(具体的な数字は出てきませんが、加工食品は高いのです)

GI値が高い=血液の中に溶け込むスピードが速いわけですからこのタイミングで、その血液に溶けた糖分がエネルギーとして使われなければ脂肪として蓄えられます。

 

この様に考えてみると、ダイエットのためとか脂肪を減らすため、という目的でカロリーメイトを食べることはあまり有効ではないことがわかります。

あえてダイエットのために食べるとすると、トレーニング前の栄養補給として1時間くらい前に食べるのがいいのではないでしょうか。

 

カロリーメイトがその効果を発揮するのは、まさに名前の通り、手っ取り早くカロリー摂取が必要な時ということになります。

すぐに思い浮かぶのが「マラソン」や「トレイルライン」などの長距離走系の運動です。100㎞以上を走るウルトラマラソンなどの場合でも走りながら食べるモノとして非常に優れていると思います。

現場を見たわけではありませんが、東京マラソンでは給水のほかにも色々な軽食が用意されているそうですが、そういったシーンでも有効でしょう。

 

つまり、食べた直後、または1時間以内に自分の身体が動いている状態になっているならば、カロリーメイトを食べたとしても太りにくい、脂肪になりにくいと言えるでしょう。

 

カロリーメイトをご飯替わりにしていませんか?

夜ご飯として寝る前に食べていませんか?

 

もしそうだったら、その食べ方を変えましょう。

「スライトエッヂ」の気持ちでジムに来ましょう

滞り気味のブログ更新と内容が薄めになっているここ数週間ですが、本当に申し訳なく思います。

 

さて、自己啓発本、特に海外(主にアメリカ)の企業コンサルタントや大学教授が書いた「あなたの人生を変える〇〇」という系統の本はよくありますが、そういった本の中でフィットネスや運動、ダイエットと言ったものが良く引用されます。

 

kikoshobo.com

この「スライトエッヂ」という自己啓発本でもその引用が何度も登場します。この本自体は「確かにその通り」だと思わせてくれる良い本だと思いますし、フィットネスクラブに入会しているのになかなか行くことができない人に読んで欲しい本だと思います。

 

スライトエッヂというのは「わずかな差」、英単語でそのまま考え得るなら「少しだけ利かせるエッヂ」ということになります。

そのわずかな差を毎日のように繰り返していったとすると、何もしないで(何も変化なしで)日々を送ることとでは、結果的に大きな差が付くということです。

 

例えば仕事を終えて自宅に帰り、ビールでも飲みながらテレビ(現代では動画ですが)を見て過ごす時間から「10分間だけ、英語の単語帳を読む」ということを毎日繰り返したとすると、それを1週間もやればかなりの英単語を覚えられるようになるでしょう。

 

ダラダラしてしまう時間から「ほんの少しだけ」時間を削り、その時間分で10ページだけ本を読んだとしたら、そしてそれを1週間、10日、毎日と続けたとしたら、かなりの量の本を読むことができるはずです。

このブログも(今は飛び飛びですが)、ついテレビを見てしまうとかyoutubeを見てしまう時間を「ブログを書く時間」に置き換えているので、振り返ってみるとほぼ毎日といって差し支えないほどの記事の量になりました。

 

ほんの少しの努力、ほんの少しの時間でできること、そしてそれを積み重ねることで後々それらが大きな変化(差)として現れてくる、そしてそれは良いことだけでなく悪いことも同様だ、というのがスライトエッヂという本の主旨です。

 

運動やトレーニングというのも、まさにスライトエッヂの連続です。

10分の有酸素運動を毎日やったとしたら、またはやらなかったとしたら、

それが積もり積もって健康な人と、不健康な人の身体の状態に大きな差がつくはずです。

筋トレにしても同様です。

毎日でなくても、最低週1回はジムに来て筋肉に刺激を入れる、ということを続ける人と続けない人(やらない人)では、1年後、5年後、10年後でどれほどの筋力格差や体力格差が付くかということが頭で想像するだけでも簡単でしょう。

 

誰にでも簡単にできる。

簡単にできるからこそ「また今度でいいや」「また後ででいいや」と思ってやらない人が多いことがスライトエッヂなのだそうです。

 

これってフィットネスクラブに来るか来ないかと全く同じことだと思いませんか?

ボディメイクはお金がかかる?

このブログは毎日何か書くことを基本・目標としているのですが、ここ数日生活環境が変化していることもあり、更新が滞っている状態で申し訳なく思います。

 

フィットネスに関する関するネタで何か一つ書こう!と思い、これまた基本的な内容ですが、ボディメイクというものがいかにお金が掛かるものであるか、ということについてです。

 

筋肉をつける(バルクアップする)ということを一つに考えても非常にコストがかかる行為です。筋トレすることは大事ですが、以外にも食事量を増やしたり、色々なサプリメントを使ったりする必要があります。

むしろ、「筋トレ+普段の食事のみ」で筋肉量を増やすということの方がほぼ不可能(完全にムリと言って差し支えないくらい)です。

 

トレーニングや筋肉、その他あらゆる栄養に関する知識にかけてこの人の右に出る者はいないという人にプロボディビルダーの山本義徳氏がいますが、彼の著書によれば、バルクアップのためのメソッドは以下のようになります。

 

・トレーニング約1時間前に食事+プロテインを摂る

 

 

・トレーニング中に糖質がたっぷり含まれたドリンクを飲む(プロテインでも可)

 

・トレーニング直後はアミノ酸を摂取する

 

・トレーニング終了20~30分のタイミングでプロテインを飲む

 

・トレーニング終了後3時間以内に大量の栄養素(炭水化物中心)を摂る

                     (つまりたくさん食べる)

 

となります。

 

これを毎回のトレーニングの際にセットとして行うわけです。

プロテインアミノ酸はもちろん運動中に摂取するエネルギーとしてのドリンク、その後の食事量など、もうキリがありません。

 

ボディメイクは大変です。(食事の方が)

股関節は「股間」には無い

股関節が固いということが、実は密かな悩みであるという人は結構多いのではないかと思います。

booklive.jp

それが証拠にこの様な本が80万部越えのセールスを記録しています。

特に日常生活で困るわけではないけれど、ちょっとしたコンプレックスのようになっているのだと思います。

 

さて、「股関節」という言葉や「股関節が固い」という言葉からどんなイメージを連想するでしょうか?

私の感覚では多くの人が股関節を「股間」、つまり股のこと、そして股関節の方=股を開くことの固さ=開脚が十分にできないことをイメージしているのではないかと感じます。

 

「そんなに脚が開かない」=「股関節が固い」と感じてしまうということです。

 

確かに両脚を十分に開くことができないということは、股関節が固いという言い方でも間違いはないのですが、正確ではありません。

股関節というのは実は股間ではなく、お尻側にある関節です。

股の間、ではなく、むしろお尻側にある関節が股関節だということですね。

 

開脚ができないという意味での股関節の固さ、とは、「関節が縮こまって固くなっている」ということではなく、股関節周りの筋肉(大殿筋・中殿筋・小殿筋など)が股関節を開くための作用、つまり関節の運動を起こさせることができていないということになります。

簡単に言ってしまえば、「お尻回りの筋力不足」ということになります。

(開脚に関しては足や足首の固さも大きく関連しています)

 

股関節が十分に機能している人、というのは、お尻の筋肉がシッカリ機能している人ということになります。

オリンピックや陸上競技の大会が開かれると、アフリカ系(黒人系)アスリートたちのキュッと上がったお尻に目が行く人が多いかと思いますが、股関節がそれだけ機能的で鍛えられているということは、それに比例するように見た目のお尻もカッコいいものになります。

 

上がったお尻というのは、機能的な股関節を持っている=優れた運動能力があるor健康的な人であるということになるため、動物の本能的に人間も魅力を感じてしまうようにできています。

 

ヨガのインストラクターさん(またはヨガをやっている人)などはやはり身体がやわらかく、

中にはお腹まで床につけられるくらい開脚ができる人も多いですが、やはりみなさんスタイルが良い人が多いです。

 

股関節=お尻 です。

そこを十分に鍛えればそれだけで魅力アップにつながります。

平均寿命が下がってくる予感

2017年になってから頻繁にメディアで取り上げられている話題が「高齢化と少子化」、そしてその影響による「人口減少と人手不足」です。

100歳以上の高齢者の人口も年々増加しているという報道もあります。

フィットネスクラブというところも利用者・会員さんの多く(半数以上)は高齢者の人たちです。

 

しかし、ここ数年、もっというと去年あたりから、平均寿命が下がってくるのではないか?と感じるようになりました。

日本人の平均寿命は男性が80歳、女性が87歳だそうですが(2015年のデータ)、去年から今年にかけて、平均寿命を下回る年齢で亡くなっている人が多いように感じるのです。

今日は俳優の松方弘樹さんが亡くなったという報道がありましたが、74歳だそうです。

プロレスラーの永源遥さんは70歳で、お笑い芸人の島木譲二さんは72歳で急死と呼べる形で亡くなっています。

 

自然と同じような年齢で亡くなってしまう人の情報を追ってしまっているという言い方もできますが、自分の身の回りでも平均寿命を大きく下回る年齢で急に亡くなってしまう人が急増しているように感じます。

不謹慎な表現になるかもしれませんが。

まるでタイマーが切れるように、

まるで寿命のろうそくの火を誰かに消されてしまったように、

まるでデスノートに名前を書かれてしまったように、

忽然と居なくなるように人が亡くなっているという現象が起きていると思います。

 

今後、急激なスピードで

日本人の平均寿命は下がっていくのでないか?という疑問を感じざるを得ません。

 

「平均寿命」などという表現をされると、「自分もなんとなくそのくらいの年までは生きているのだろう」と感じてしまうものですが、平均まで生きるか、平均以上まで生きるのかなどということは誰にも分らないことです。

極端に言えば明日、死んでしまうかもしれないし、平均寿命を大きく上回る年齢まで生きるかもしれません。

 

確実なことは、健康であれば長生きできる可能性が高まるということ。

そして健康とは運動と密接な関わりがあるということです。

酒を飲まない、タバコを吸わない、外食を控えめにするなど、食べ物飲み物との関連も大きいのですが、多少食生活が乱れていても定期的な運動習慣があればある程度カバーできます。

 

平均寿命、どうなるでしょうか?

私は「下がってくる」と予想しています。

情報はセミナーで得るのか、お客様から得るのか

身体に関する知識、トレーニングの方法や技術と言ったものをより高めていく、または深めていくには、ということを考えていくと

 

本(専門書)を読む

セミナーに参加する

現場で気が付く

 

という3つのパターンが考えられます。

セミナーというのはどんなセミナーでも何か一つは有効なものに出会えるものですが、フィットネス業界のセミナーの大半は「主催者が生活するための手段」ですから、「これは本当に有効だ!」と感じるものや実際に現場で活きる技術が、そのセミナーで提供されることはあまりありません。

 

数々のセミナーに参加しましたが、今でも内容を覚えていたり、そのセミナーがきっかけで確実に技術や考え方、身体の見方が向上したと感じるのははやり専門性の高いセミナーに参加した場合です。

フィットネス業界が定期的に開催するセミナーで同様のものを感じるものは本当に少ないです。

 

現場で気が付くということも、自分自身の技術向上や新たな知識を得ることとして非常に役に立っています。

筋肉がどこからどこまでついていて、どういった関節の動きにかかわるのか、ということは専門書に書いてありますが、そこから先に本には書いていないところでも現場で不としたきっかけから気づく発見というのは本当に役に立ちます。

 

例えば、ももうらのストレッチというのは多くの人がやるものですが、このストレッチの際に膝が曲がったり、身体を前屈させるのが辛いと感じる人は「ももうらが固い」とか「股関節が固い」というイメージを持ってしまいます。

 

しかし、そういった「固さ」として感じるものの元になっているのは、実は足首や足の指の筋肉の固さなどからきていることが多いのです。

こういったことはセミナー(特にフィットネス業界でのセミナー)ではまず、触れられることが無いもので、なんどもお客様にトレーニング指導をしていくうちに、自分でも自然とわかってきたことでもあります。

これが実は一番有効有益な、オリジナルの情報だと思っています。

 

特に肉体改造系、ボディメイク系のトレーニングとなると、どんなサプリメントをどのタイミングでどのくらい摂取するかということを、

まずは本で学習→自分で実践

セミナーに参加して知識を得る→自分で実践

というサイクルの繰り返しです。

それによって「自分にとってはこのサプリメントが良かった」「この食品が良かった」というようなことがわかってきます。

 

それを今度はお客様へ紹介してみて、そのお客様が同様の効果を得るかどうかがまたリアルな知識としてフィードバックされます。

知識や技術の向上が起こる場面というのは実は実際の現場での運動指導中に起こるものなのです。

恐竜は絶滅していない?

私がまだ小学生くらいの頃には「恐竜は絶滅した」というのは定説であり一般常識のような概念でしたが、なんと近年ではその定説は完全に覆されているそうです。

おそらく専門家の人たちから言わせれば、「何をいまさら」ということだろうとは思います。

 

地球に隕石が衝突し、その影響で地球環境が急激に変化します。

その変化に対応できなかった恐竜はそのまま絶滅しました・・・・・のではなく、

なんと鳥(鳥類)に進化して現代でも我々人間と生きている、ということだそうです。

 

つまり、恐竜は絶滅して、いない、のです。

 

まったくフィットネスやトレーニングと関係ない話に思われますが、「今まで当たり前だと思っていた概念」や「当然の認識として考えていたこと」がどんどん変わってきています。

例えば「超回復」というものです。

筋トレすることによって疲労したり、傷ついた筋繊維が一定の時間を置くことによって回復する過程で、トレーニング以前の状態よりも少しだ強くなるという理論です。

これによって筋肉がより強くなる=筋肉が太くなるものだと考えられていて、私が中学生くらいのころの国語の教科書でもこの理論について書かれた文章が載っていました。

 

しかし、現在では筋肉が太くなる直接的な要因として超回復は含まれない、ということがわかっているそうです。

また、成長ホルモンというのも筋肉を増やしたり、脂肪燃焼を促すホルモンとして加圧トレーニングとともに有名になりましたが、脂肪燃焼には関連があるものの、筋肉を増やすものとしての効果はそれほどないということです。

(直接的に作用しているのはインスリンのようです)

 

プロテインに関しても「トレーニング後30分以内の摂取」というのは(正しいとも言えますが)それほど筋肉量を増やすことには有効ではなく、むしろトレーニング前とトレーニング中の摂取の方が有効だと言えます。

この「トレ後30分以内」はプロテインメーカーの販売戦略だとも言えますが。

 

小腸や大腸といった臓器を「つなぎ留めているもの」として認識されてきた「腸間膜」というものが、実は消化にかかわる臓器だったということも最近判明しました。

人体に新しい臓器見つかる ダ・ヴィンチ以来軽視されてきた「腸間膜」に注目 | ハザードラボ

自分自身の身体の中にあるものなのに(答えは目の前にあるのに)新発見があるというのは、まさに恐竜絶滅の概念に等しいものがあると感じます。