フィットネスやトレーニングとは関係ないですが、歴史が覆るような話題になっているのでジャニーズについてちょっと書いてみます。
まさにBBCの”蜂の一刺し”であり”アリの一穴”から一気に崩壊したジャニーズ帝国ですが、根本の問題であるジャニー喜多川の性癖を知りながらスルーし続け、今になって叩く日本の大手メディアのろくでなしぶりが目立っていると感じています。
そして9月7日の事務所代表者3名による記者会見が済んでから、ジャニーズのスポンサーを降りる企業が続いています。(早くもまとめサイトができてますね!)
いち早く反応したのは損害保険の東京日動火災で
それに続くようにビール会社のアサヒ、キリン、サントリー、
さらにJAL、日産自動車、日本マクドナルド、花王、伊藤ハムなどなど・・・
さらっとネット検索でまとめサイトを見てみましたが名前を聞けば誰もがすぐにどんな会社なのかわかるような有名企業、大手企業の127社がジャニーズ事務所のスポンサーとなり、所属タレントをCMなどに起用しているということですから、改めて見返すとまさに「ジャニーズ帝国」です。
決して表には顔を出さず(出せない?)に裏で日本を支配していたのがジャニー喜多川だったわけですね。
フィットネストレーナーの立場から見ると、この光景はアナボリックステロイド問題にも共通するように見えて仕方ありません。
「手っ取り早く筋肉を付けて有名になりたい」
or
「それを元に色々な商売をして金を稼ぎたい」と考える個人が、”自分の身体が異常をきたすリスクがある”とされているステロイドに手を出して、筋肉というリターンを得ているように
「ジャニーズタレントを起用すれば手っ取り早く商品が売れる」という安直な発想で日本中の大企業・有名企業が「様々な疑惑と問題があるとされるジャニー喜多川」と手を結び、”企業イメージを損なうリスクがある”のを承知の上で巨額の利益というリターンを得ていたわけです。
合わせて言えば
ステロイドユーザーは内臓のケア薬剤を合わせて使うことで健康状態の悪化を抑え込みますが、各企業は「ジャニー喜多川への忖度」や「しらを切りとおす」という”ケア剤”を使って自社への被害を抑え込んできたわけです。
日本の企業が生み出す製品の品質の良さは世界的にも認められていますし、素人考えではそれをPRする手段や方法も自社でいくらでも工夫して生み出せるだろうと思ってしまいますが、
例えば日産自動車も木村拓哉さんというステロイドをためらいもなく使用(起用)してしまっています。木村拓哉さんに広告塔になってもらえばどんな商品だって売れるでしょう。
逆に「ナチュラルで勝負することがそれだけ難しい」という言い方もできます。ステロイド無しで筋肉を付けていくというのは地味な鍛錬を積み重ねていくようなもので、どうしても年単位での時間が掛かります。
企業に置き換えれば自社の製品の良さを地道に毎日のようにツイート(ポスト)し続けてフォロワーを増やしていくようなものでしょう。
そんなに時間を掛けるより、ジャニーズタレントに自社の製品を持ってもらった笑顔の写真を撮り、それを投稿すればあっという間にフォロワーが激増するはずです。
ステロイドを使って爆速で筋肉を発達させ、インスタグラムに投稿すればいいね!とフォロワーを一気に集められるのと同じです。
リスクや副作用などが分かっていてもジャニーズというステロイドを使っちゃいますよねそりゃ。そしてケア剤をフル活用してステロイドの負の側面を打ち消そうとしますよねそりゃ。
そして数年~数十年という単位で巨額の収益を獲得し続けてきた(チヤホヤされ続けてきた)日本の有名企業たちは、今回の一見で「ジャニーズ」という利益をブーストさせてくれるアナボリックステロイドを使用できなくなってしまったわけです。
先ほども書きましたが
各企業の製品・サービスのクオリティは世界的にもトップレベルであり、だからこそ中国の買い占めや転売なども横行しているくらいなわけですから、ジャニーズに頼らなくともそれらのPRをして販売につなげることは十分できるはずです。
いわゆる”ナチュラル”で勝負ができるはずなんですね。
もしかしてジャニーズ(ステロイド)の力が無かったら、
誰もが知るような知名度がある企業でもモノを売る力(筋力)って実はそんなに無かったりするんでしょうか?
今回ジャニーズのスポンサー降りた企業のみなさんは
ぜひナチュラルで勝負してみてください!
最近はこれとスクランブルエッグの朝食にしてます。
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