フィットネスクラブで働くトレーナーblog

フィットネスクラブでパーソナルトレーニングをしているトレーナーです。トレーニング関連の話、フィットネス業界の話、健康関連の情報・ニュースなどについて書いています。

自分の身体をコントロールすること

武井壮というスポーツタレント(個人的にはあまり好きではありませんが)が出演するテレビ番組などでよくっていることが

「多くの人は自分で自分の身体を思うように動かせていない」ということです。

youtubeなどでも動画が残っていますので検索すれば見つかりますが、一つの例として面白いものがあったので紹介します。

 

目をつぶって、自分の感覚で両腕を真横に上げます。

「ここが真横!」と自分で思うところで腕を止めて、改めて目を開けてみると、90度真横の高さでちゃんと腕が止まっているかどうか。

結構な確率で、腕の上がり過ぎ、または90度より若干下がっている という現象がみられるそうです。

このことや武井壮の「自分で自分をコントロールできていない」という言葉はフィットネスクラブで働いていると本当に実感します。

トレーニング熟練者は問題ないのですが(問題ありも場合もある)、多くの利用者は普段から運動をしない人なので、「胸を張る」のも背中が曲がってできなかったり、

「肩甲骨を動かす」ことがなかなかできず、手や前腕に意識が行ってしまうことや、「骨盤を動かす」ことをしようとすると、肩に力が入って首がすくんでしまうというようなケースも見られます。

こういった方々に、NHKの健康情報番組等で紹介されるような「スクワット」などの運動やマシンを使った筋トレをいきなりご紹介するのは、本来のその人に合ったトレーニングメニューではないと言えます。

・そもそもしゃがめない(和式トイレの座り方ができない)

・小さな子供が「は~~~い!!」と元気よく手を上げるように、高くしっかりと腕を上げられない

・集合写真時に前列の人がやる「片膝立ち」ができない

・「片膝立ち」はできても、そこからどこにも摑まらずに立てない

・胸を張った正しい姿勢が作れない

などという方が大半なのです。

どんなトレーニングをするかより、まずはこうした基本的なことができるかのセルフチェックをしてみるといいでしょう。

こうした「人間としての基本的な動き」が出来なければ、そうした動きの練習をすることがあなたにとっての「トレーニング」になります。