初日からメダル獲得者が出ているオリンピックをなんだかんだ言いながら見ています。
普段は全く見ない競技も見てしまう、すっかりミーハーな状態です。
今日は都内でも155人が熱中症で救急搬送されたそうですが、その中にはポケモンプレイヤーも多かったのではないでしょうか?
ポケモンは涼しくなってからもできるわけなのでスマホ画面に目を向けるより「めったに見られない世界レベルのアスリートの試合」に目を向ける方がお得だと思います。
オリンピックの話題の前に一昨日書いた「きゃりーぱみゅぱみゅが割れた腹筋を披露」について、せめてこれくらいにしてから公開してほしいというちょうどよいSNS投稿がありましたのでごご紹介します。
これを見てから改めて↓をどうぞ
やはり、「だらしないお腹」と表現せざるを得ませんね。
初日の競技では、ウエイトリフティングの三宅宏実選手と女子のウエイトリフティングという競技が興味深かったです。競技全体で考えるとトップ3のメダリストたちが全員アジア人です。
まず競技そのものについて
ウエイトリフティングというのは「トレーニング種目が競技になっている」という珍しいスポーツです。「クリーン&ジャーク」と「スナッチ」という2つ(正確に言えば3つ)の挙上重量を競いますがこれらは「クイックリフト」と呼ばれるトレーニングで主にアスリートが瞬発的な力を出すためのトレーニングに用いられているものです。
今回のリオオリンピックの結果について
女子ウエイトリフティングの結果は上位3選手がアジア人だったことがうれしく感じました。1位の選手はタイ、2位はインドネシア出身の選手です。
トレーニング先進国と言えば真っ先に挙げられるのがアメリカです。フィットネスコンテストやボディビルコンテスト、トレーラーを引っ張る怪力コンテストなど、力自慢が大好きな国であるアメリカ出身の選手を抑えてアジア人が上位に立つというのは非常に興味深いですね。
参加選手の体重について
改めて書くことでもないし、完全にミーハー丸出しなのですが、三宅選手が銅メダルを核とした階級は48kg級です。「48kg」です。単純に体重だけ見たら「軽い」です。「痩せてる体重」です。フィットネスクラブに通っている女性の方でも48kgという体重の方はそうそういないのではないでしょうか?
48kgというみんながうらやましがるくらいの体重の三宅選手が持ち上げた重量はスナッチで81㎏。クリーン&ジャークでなんと107㎏です。
自分の身体の倍以上の重さを「頭上まで」持ち上げられる筋力というように改めて考えると本当にすごいことです。
一般的なフィットネスクラブでは、「無駄に筋肉が付く」「やり過ぎると身体に悪い」「筋肉痛が出るのが嫌」などという理由で筋力トレーニングは敬遠されがちでランニングマシンで走ることに多く人が流れています。手軽にできる「体幹トレーニング」などというほとんど意味のないものも流行っていますが(もう廃れてきましたが)、基本の筋トレ、ウエイトトレーニングにこそ最大の価値があります。
ダンベル・バーベルを持ち上げることの意味・効果・メリット・価値を多くの人が理解して実践してほしいものです。