昨日書いたフィットネス業界の資格というものについて続けて書きます。
資格というのは半永久的にお金を生み出し続ける仕組みだということを書きましたのでこれについて具体的に書き出していきましょう。
今回の内容もフィットネス業界に限ったことでないと言えますが、フィットネス業界はこの「資格」という集金システムをえげつないほどに活用しています。
資格というものが発行されるまで、つまりある人が資格を取得するまでの流れを見て行きながら解説します。
資格を取得するということは、多くの場合、その資格を発行、管理する団体の「認定を得る」ということ意味します。ですから認定を得るためには、その団体の行う勉強会、講習会に参加してその団体が教える知識・技術・理念などを学習する必要があります。なかには講習会に参加するだけで認定が得られるような資格もありますが、ほとんどの資格というのは「その団体の認定試験に合格する」ということで得られるようになっています。(そういう設定にされてしまっています)
つまり、資格取得=試験に合格 ということになります。
これをもっと細かく見ていくと、資格取得のためには・・・・・・・
①ある特定の団体(トレーニング指導協会など)に入会
しなくても良い場合がありますが一般的に
↓
②その団体指定のテキスト・教科書・資料を使って勉強
↓
③その団体の認定試験を受験
↓
④合格!=資格取得!!
です。勘のいい人は気が付いているはずですが、ここまでで色々とお金を払わせるようにできるいわば「集金チャンス」があります。
まず①の集金チャンス
「入会」です。入会金、事務手数料という名目でお金がゲットできます。一度入会させてしまえば、年会費や月会費という形でさらなるお金ゲットができます。
②の集金チャンスはどうでしょうか?これも色々ありますよね?
まず単純に教材費、テキスト代です。そして独学や自習で勉強させるよりも、講義形式にして授業を受けさせるようにすれば、そこでもお金が取れますよね~💛。勉強を教える講師の講師料(授業料)もゲットできます。1冊のテキストにまとめるよりも数冊の本に分ければより多くのテキスト代をゲット!その一つ一つの科目に講師が付けばまたさらに授業料も増やせますね♡
③ではどこに集金チャンスがあるでしょうか?
これはズバリ「試験料」また「受験料」ですよね。一つの試験にまとめずに「実技試験」と「筆記試験」に分ければまた別々にお金をゲットできます。
試験に不合格だった場合はもっと儲かりますよね。「補修・補講」という名目でまた授業を受けてもらえば、またまた授業料ゲットです(^^)v もう一度受験する時には再試験という形でまた受験料ゲット👿イヒヒヒ
どんどん「お金ゲットポイント」が増えていきますね~。
④についてはどうでしょうか?
合格おめでとう!認定書を発行します!→資格発行料ゲット!
そこで終わりにしないで、資格に有効期限を付けちゃいましょう!1~2年で失効するようにして、資格を維持したければその団体主催のセミナー・勉強会に参加していわゆる「単位」を取得することで維持できるようにしてしまいましょう。そうすれば、その人が資格を破棄するまで、「半永久的にお金をゲットできる仕組み」完成です!
めでたしめでたし。
では、また明日続けます。