ニューズウィークの記事に話題の?ライザップに関する記事がありました。なんと1000億円企業に急成長とのことです。
フィットネス業界全体で5000億円市場と言われているくらいですから、その5分の1を占めるようになったというのは大きいです。
ちなみに5000億円規模の市場というのは非常に小規模です。吹けば飛ぶようなものと表現して構いません。
基本的に雑誌が企業を取り上げる時というのは「急成長」しているイケイケな状態のときか、業績不振で倒産する時、またはいわゆる「ブラック企業」という言葉に表されるようなその企業の厳しい職場環境などが明らかになる時、の3つくらいですので、この記事だけでライザップグループという会社をについて判断することはできないのですが、フィットネス関連の会社がこのようにメディアで取り上げられるのは珍しいですし、フィットネスやトレーニングというものを世間に向けて知らしめてくれている点は非常にありがたいです。
既存のフィットネス会社、フィットネスクラブ運営会社の手掛ける事業がヒットしてメディアで「急成長」などと取り上げられることはほとんどありません。フィットネス業界としては新参者のライザップのビジネスモデル(高額料金でのパーソナルトレーニング)を、古くから存在する大手企業が逆にモノマネしているケースもあります。
ライザップはすでにボディメイクに限らず、ゴルフレッスンや英会話(TOEIC)などのサービスも手掛けるようになっています。海外進出を本格的に行っていくようですが、はたしてどうなるでしょうか?
個人的には「大丈夫かな?」という感想の記事でした。