身体に関する悩みというのは、多かれ少なかれ誰しも一つくらいは持っているものだと思います。
もっと身長があれば・・・
もっと胸のサイズが大きければ・・・・
もっと目が大きければ・・・
二重だったら・・・・
などというような「顔や全身の見た目に関する悩み」というのは美容整形に頼ること以外は自分ではどうにもできない悩み、どうにもできない現実です。
これに関しては「仕方ない」と現実を受け入れること、あきらめることというもの納得です。
しかし、それ以外の身体の悩み、特に健康に関する悩みというのは、自分でどうにかできるケースが多いことも事実です。(難病や重篤な傷病は別です)
代表的なものが「心臓血管系」の悩みです。
血圧が高い(低い)、血糖値が高い、高脂血症である、ヘモグロビンa1cが多い、高コレステロールである、肝臓の数値が高い、などの心臓や血液の悩み、そしてそれらに関連する内臓関係の不調などの悩みは、多くの人が慢性的に抱えているものでしょう。
「健康診断で〇〇〇だと医者に言われた」ということきっかけにこれらの悩みを多くの人が持ち始めるようになります。
こういった人たちの悩みというのは、食習慣を変えること+運動習慣をつけること でほとんどが解決できます。
はっきり言って「大した問題ではありません」。
・1日30分程度の有酸素運動(ウォーキングや軽めのジョギングで十分)
・脂っこい食事、塩分・糖分の多い食事を控えること
・タバコを吸わないようにして、酒も飲まない
・お菓子、ジャンクフードを食べない
といった程度のことで簡単に改善できます。
もっと言えば、食事は多少ルーズであっても、全身の血液の循環を促し、肝臓にどんどん血液をろ過させてきれいにさせる行為=有酸素運動がしっかりとできれば大丈夫です。
問題なのは、そんな簡単なことなのに、多くの人が「やらない」のです。
やったとしても、何かのきっかけでふと「やってみよう」と思い立ったわずか1日くらいでやめてしまいます。
運動というのは「習慣」にして続けることで初めて効果を得ることができます。
継続が出来なければ効果は得られません。
運動が継続できない人たちが継続していることが実はあります。
それが「イメージ」です。「願い」と表現してもいいかもしれません。
「血圧下がればいいなあ」
「もう少し体重が落ちればいいのねぇ」
「酒を飲まなきゃきっとかわるんだろうけどねぇ」
「〇〇の数値が下がればいいのに」
などというように、
「自分の身体が良くなればいいのに」、
「私の健康状態よ!改善するのだ!」というイメージを頭の中に持ち続けます。
残念ながらそれだけで身体が変わることは現在では無理なのです。
今後、自分でなりたい体形をイメージするだけで体が運動したことと同じ状態を作り出して体形を変えてくれるようなマシン(仕組み)が開発されることは十分に考えられますが、それにはまだ時間がかかるでしょう。
その時が来るまで「ひたすら待つ」というものありですが、そんなことしてないで運動していくことの方が手っ取り早いし、効果的だと思います。
しかし、多くの人は「やらない」のです。
ほんの少し歩けばいいだけなのに、
ほんの少し食事をきをつければいいのに
「行動」をしようとしません。その代わりに「頭」ばっかり働かせ続けます。
頭で考えるだけで血圧が下がった!というような人は問題ありません。
ずっとイメージし続けてください。
イメージするだけどんどん身体が変わるなんて羨ましいです。