昨日の続きです。
ダイエットや腰の痛みといった身体の悩みは「濁った水」で考えるという話でした。
池の水が濁っていると、それによって色々な問題が発生します。
魚などの生物がすめなくなり、細菌や病原菌が繁殖しやすくなります。
においも悪臭となり、周囲にたちこめるようになります。
汚い川や池のそばを自転車などで通ると、小さな虫の大群が顔や体にぶつぶつ当たるという体験をしている人も多いでしょう。
水自体が腐ってくるということにもなります。
小さな子供がうっかり飲んでしまったら大変です。
この様に「水が濁っている」というだけで色々な弊害が出てきます。
少し書いた記事の内容とも重なりますが、特に何かしてもないのに
「腰の痛みが急に出てくる」、「歩くときに膝が痛くなる」、「血圧が上がる」などの症状が出るという人がいますが、こういう方は
高確率で肥満体形であったり、高脂血症、糖尿病になりそうなギリギリの状態であることが多いです。
まさに池の中の水が濁った状態なのです。
この状態の池をほったらかしにしておけば、先ほど書いた様々な問題が今は出ていなくてもある日突然出現します。
人の身体にある日突然出現する不調もこれと同じような感覚でいれば
解決するにはどうすれば良いかがわかります。
膝が痛い、腰が痛い、その痛みに個別に何かしようとするのは、
濁った水が臭ってきたから臭いが広がらなようにシートを掛けよう とか
蚊、蛾、アブ、ハエなどが大量に発生したから殺虫剤をまく という行為に等しいです。つまり、対症療法で根本を変えることにはなっていません。
そもそも「水が濁っている」わけですからその濁りをどうにかしないとそれ以外は何をしても無駄ということになります。
極度の肥満で血液の状態があまりにも不健康な人というのは「その状態にいること」が既に問題なのに、そこを考えず、「なんで痛くなるんだろう?」「どうすれば治るの?」というふうに考える傾向があります。
水をキレイにするにはどうするか?
これを考えるように自分の身体も根本を変える必要があります。